欠員に伴う足立区選挙区(定数1)の東京都議会議員補欠選挙(7月7日投票)が6月28日告示され、立憲民主党公認の銀川ゆい子候補は事務所近くの東武鉄道伊勢崎線の梅島駅近くで第一声を上げました。銀川候補は、社会福祉士、建設会社勤務、衆院議員秘書を経て足立区議会議員2期5年務めました。

 銀川候補は、国会、都議会で議員のいない城東地区での挑戦に「次の東京をつくるために風穴を開けたい。全力で戦い抜く」と表明。今回任期途中での立候補を決意した理由について、「区政と都政との間に大きな壁があり、東京都が動かなければ叶わないことがたくさんあり、この障壁を取り除きたい。足立区と東京都をつなぐ役割を果たしたい。皆さんが住みやすい、輝いていける東京にしていきたい」「政治の世界に入ったときから支えてもらった蓮舫さん(前参院議員)が東京都知事選挙に立候補したことで、蓮舫さんがつくる次の東京を前に進めていきたい」と力を込めました。都政で取り組んでいきたい政策として、子ども・若者支援や防災対策などを挙げ、「足立区が実施している返済不要の『給付型奨学金』を東京都全体に広げたい」「他国から後れを取っている避難所運営の改善、ジェンダー視点を重視した避難所の整備を進めていきたい」などと訴えました。 銀川候補はまた、今回の東京都知事選挙について「日本の政治、未来を変える分岐点になる選挙」だと意義を強調。蓮舫都知事候補には政治の世界に入った時から支えてもらっていると話し、「蓮舫さんは、都民の思いに応えてくれると思う。その蓮舫都政を支えていきたい」などと訴えました。

 第一声には、伊藤俊輔、酒井なつみ両衆院議員、奥村政佳参院議員はじめ、多くの自治体議員や支持者らが参加。都議会の構成を変えることが次の東京をつくる大きな力になると支援を呼びかけました。

 午後には泉健太代表が応援に駆けつけて、東武鉄道伊勢崎線竹ノ塚駅ロータリーから流し遊説を行いました。竹ノ塚駅前での演説で泉代表は、銀川候補が足立区議として実現した、繁華街の夜の安全にする「客引き防止条例の制定」や園児の散歩経路などの確保、福祉サービス事業所従事者への資格取得支援などを紹介。女性議員ならではの視点で課題を吸い上げ、議会に届ける役割を担っているとも話し、蓮舫都知事候補が訴えている「次の東京」へ進めるためにも銀川さんを都政に送ってほしいと訴えました。