立憲民主党は7月16日、国会内で第106回常任幹事会を開催しました。

 冒頭であいさつに立った泉健太代表は、東京都知事選挙について、皆様の支援に感謝したいと謝意を述べた上で「われわれとしてこの結果を受け止めたい。都知事選では世代ごとに情報を受け取る媒体が様々であることが浮き彫りになった。対策や取り組みをしていく必要がある」と述べました。また、ポスターや政見放送のあり方が問題となったことについては、「公職選挙法の改正も検討しなければならない」と語りました。

 トランプ前大統領が銃撃を受けた件については「言論の自由を守っていかなければならない。暴力・テロで民主主義が壊されることがあってはならない。今回の事件の背景や理由等はまだわからないが、わが国も他人事ではない」と述べました。

 さらに、来るべき衆院総選挙に向けて「政権交代に向けたわれわれへの期待は高まっている。政権を運営するとはどういうことなのか、仮に政権交代しても厳しい環境が待っている中で何を実現するのか、どう立ち回るのか、考えて行動や発信をしていかなければならない。現在、政策の再確認も進めており、政権を担うのにふさわしいものにさらに仕上げていく」とした上で、「政権交代があったときに国民の期待に応えられる政権運営ができるように準備していく」と力を込めました。

2. 報告・承認事項
く選挙対策委員長>
 大串博志選挙対策委員長は(1)東京都議会議員補欠選挙における結果(2)京都市議会議員補欠選挙における結果――等について報告しました。
2024071611第106回常任幹事会 選挙管理委員会提出資料1.pdf

3. 協議・議決事項
<選挙対策委員長>
 大串選対委員長は(1)第50回衆議院選挙に向けた候補者の公認内定、(2)第27回参議院選挙に向けた選挙区候補者の公認内定(3)首長選挙に向けた候補者の推薦(4)北九州市議会議員選挙に向けた公認について――等を提議し、協議の結果、議決しました。
 第50回衆議院選挙公認内定には、衆院奈良県第2区総支部長に新人で元奈良県議会議員の尾﨑充典(おざき・みつのり)さん、衆院和歌山県第1区総支部長に新人で(有)ノリ・コーポレーション代表取締役の村上賀厚(むらかみ・のりあつ)さん、第27回参議院選挙に向けた茨城県選挙区候補者の公認内定には現職1期の小沼巧(おぬま・たくみ)参院議員、新潟県選挙区候補者の公認内定には現職1期の打越さく良(うちこし・さくら)参院議員を決定しました。
2024071611第106回常任幹事会 選挙管理委員会提出資料2.pdf