立憲民主党は7月30日、国会内で第107回常任幹事会を開催しました。
冒頭であいさつに立った泉健太代表は、本日行われた防衛省の不祥事に関する閉会中審査について、「大きな不祥事が複合的に行われている前代未聞の問題でありながら、木原防衛大臣は給与1か月分の返納しかしていない。渡辺周議員らが、木原大臣に辞任をする気持ちがあるのか尋ねても、どこか他人事という状況だ。大臣が内部向けに出したメッセージにおいても、内部通報するようにとは言っておらず、今もウミが残り続けている可能性がある。これでは組織が改善されないし国民の信頼も得られない」と厳しく指摘しました。
また、自民党の広瀬めぐみ参院議員が秘書給与の詐取をした疑いで家宅捜索を受けている件については、「最も事情をよく分かっている本人が説明をするべきだ。本人に認識があれば、辞任に値する」と述べました。
さらに、「自民党の体質そのものと言える不祥事が続いている。だからこそ政権交代をしていかなければならない。わが党は、昨日も『次の内閣』の合宿を行った。政策を整え、安心していただける組織であることを内外に発信するとともに、総選挙に向けた候補者擁立も精力的に進めている。いよいよ政権を担う責任を自覚したい」と力を込めました。
2.報告・承認事項
<組織委員長>
森本真治組織委員長は(1)衆議院小選挙区総支都の設立(2)参議院総支部の設立(3)総支部長の異動――等について報告しました。
20240730_第107回常任幹事会_組織委員会報告.pdf
3.協議・議決事項
<選挙対策委員長>
大串博志選挙対策委員長は第50回衆議院選挙に向けた候補者の公認内定について提議し、協議のうえで議決しました。第50回衆議院選挙の衆院愛知県第15区の公認候補として新人で元川口市議会議員の小山千帆(こやま・ちほ)さんが内定しました。
20240730 第107回常任幹事会選挙対策委員会提出資料.pdf