泉健太代表は8月23日、国会内で定例の記者会見を開き、(1)自民党総裁選挙(2)岡田幹事長の中国訪問(3)党代表選挙――等について発言しました。

(1)自民党総裁選挙

 「立憲民主党の代表選また自民党の総裁選ということで徐々に動きが出てきている状況」だとの見方を示したうえで、岸田総理が次期総裁選への不出馬を表明したことについて、「立憲民主党に先んじて動いて、自民党の盛り上がりをつくる手法をとっているのではないか。今自民党が盛り上がったように見えるのは1つの戦略だ」と述べました。その上で、この総裁選で裏金議員たちが洗浄されて、裏金問題をうやむやにするような戦略に惑わされてはいけないと指摘しました。

(2)岡田幹事長の中国訪問

 8月末に岡田幹事長が中国を訪問することについて、「政党間交流も含めた党務を行うことになっている」と述べました。

(3)党代表選挙

 泉代表は、9月7日告示の党代表選挙へ向けて、「さまざまな取り組みを積極的にしていきたい。全国各地で国民の皆さんと対話をする代表選挙にする方向で、選挙管理委員会に判断してもらうことになる」と語りました。


泉健太代表記者会見

2024年8月23日(金)10時31分~11時23分
発行/立憲民主党役員室

★会見の模様を以下のURLで配信しています。
https://youtu.be/v4iHrCWI7LM


■冒頭発言

■質疑


■冒頭発言

○全国高等学校野球選手権大会について

【代表】
 おはようございます。
 まずは、きょうは甲子園の決勝。今、始まっていますね。
 私も高校球児でしたから、甲子園を目指して汗をかき続けてきましたが、夢は果たせずと。先輩たちは甲子園に行ったわけですが、僕はそれを見てその学校に入りましたが、僕の代では甲子園に行けずということで、悔しい思いをしましたが、京都国際、関東一高、いずれにせよ、どちらも頑張って、全力プレーで、いい試合をしてほしいなと思っています。
 当然、京都ですから、京都国際は僕の選挙区からもそう遠くないところにあるし、僕の親戚の子どもが一緒に野球をやっていた選手も京都国際で今試合に出ているので、そういうつながりもあるし、関東一高は関東一高で、実は泉健太という選手が以前いて、ホームランバッターだったんですよ。今は(社会人野球で)富山で頑張っていますが、そのときから随分注目をしていて、本当に名門校ですから、本当にいい試合ができるのではないかなと期待をしています。

○党代表選について

【代表】
 さて、政治のほうも、いよいよ決勝戦という見方もできれば、準決勝という言い方もできるかもしれませんが、立憲民主党の代表選、また、自民党の総裁選ということで、徐々に動きが出てきているという状況ですね。
 自民党のほうは、今とにかく、岸田さんがタイミングとしては立憲民主党に先んじて動いて自民党の盛り上がりをつくるという、ある意味、手法を取ってきているのかなと思いますから、今、自民党が盛り上がったように見えるというのは、それは自民党の一つの戦略ですね。きのうもテレビ番組で少し玉木国民民主党代表が言っていましたが、総裁選ロンダリングだという話をしていましたね。それは、この総裁選で裏金議員たちを資金洗浄するように洗浄して、(裏金問題を)うやむやにさせる戦略だということは、これはもう各党みんなそう思っているのではないですかね。
 そういうことに惑わされない世論でなければいけないということも含めてこの自民党の総裁選を見なければいけませんし、自民党はそれでも非常に宣伝が上手いですから、ああいう「THE MATCH」みたいな動画もつくってということをやるわけですし、立憲民主党も負けずと様々な取組をしていきたいと考えています。
 もちろん、これは党の広報ですとか、報道担当だとか、そういうところが外からも企画を持ち込んで、選管の中立性の確保ということの観点で見てもらった上で判断はしてもらうことになりますが、様々な取組。ですから、若い人たちによる討論会、若い人たちが主催する討論会があってもいいし、ジャーナリストが主催する討論会があってもよいし、ネットメディアが主催する討論会があってもよいし、全国各地で行われても当然いいし、そういう取組をぜひ積極的に行っていって、国民と対話をする、そんな立憲民主党の代表選にしていきたいと考えております。

○訪中団の派遣について

【代表】
 岡田幹事長が月末に中国を訪問するというのは既に岡田幹事長から発表されていると思いますが、これは党務として、政党間交流も含めてやってくるということになっています。


■質疑

○政令指定都市政策協議会の設立について

【フリーランス】
 政令指定都市に関して、今週、立憲民主党のほうで政令指定都市政策協議会といったものが発足、第1回会合があった。自民党のほうも前からある指定都市議員連盟総会というものを、北九州市で、おととい、きのうくらいで泊まりで、そちらのほうが大々的でしょうが、やっているようだ。こちらの狙いに関してと、京都市選出でもいらっしゃるが、写真を見て、たまたまだが、国会議員で結構代表と仲いい人が政令指定都市は多い傾向があるように思ったが。

【代表】
 そうですか。

【フリーランス】
 それは私の感想だが。政令指定都市政策協議会、狙いを教えていただきたい。

【代表】
 これは党本部の狙いというよりも、やはり政令指定都市で頑張っている立憲民主党の議員たちが、この政令指定都市独自の政策課題について、ぜひとも政府の側にも様々な提案・提言もしたいということで、立憲民主党の中にそうした、今は党の機関ということではないですが、グループをつくって活動したいということで立ち上がりました。とてもいい活動ではないかと思います。
 やはり政令指定都市というのは、県でもない。一般市町村とも違う。権限も一部移譲はされているものの、やはり政令市ということで期待されている様々な水準もありますし、また、私などは京都、これも政令市ですが、インバウンドということではかなり数多くの方々が来られて、特別な財政需要だとかということにもやはりつながっていくし、産業政策においても、都市のインフラ整備、公共交通だとかにおいても、また小規模の自治体とは違う大変さを持っていますから、そういう課題を解決していくということのために、また、政令市が活性化していくために、この議員たちが集まるということの意義はとても大きいと考えております。

【フリーランス】
 政党無所属の人が参加する場合というのはあるか。

【代表】
 そこは彼らの細目にちょっとどう書かれているかまではわかりませんが、基本的には立憲民主党の議員たち。そして、会派に入っている皆さんがあとはどうなっているかは、ちょっと聞いてもらったほうがいいかもしれません。

○「パリ五輪」「スポーツ振興」について

【フリーランス】
 もう一問お願いしたい。パリオリンピックが終わり、日本の金メダル20個、メダル総数45個ということで、金メダルに関しては世界で3番目ということになった。日本にとっても自国開催以外のオリンピックでは最高ということで、札幌、東京、長野、東京と来て、4年前の東京オリンピックよりも金メダルの数が多かった。全体でも45個だ。人口が10倍の中国の金メダルも総数も2分の1くらい日本は取っている形になる。これに関して、スポーツ庁というものができたが、そのスポーツ庁という庁をつくった成果があるのか。スポーツ庁に先駆けて、これは代表の初当選の前だが、一応特例賭博だから賛否両論あったが、toto、サッカーくじをつくり、JSC、ジャパン・スポーツ・センターをつくり、スポーツ庁になってといったことで、やはりこういったものに役所をつくって予算をつけていった成果が今出ているというふうにお考えか。

【代表】
 僕は、メダルの数が成果かということでいえば、そうではないのだと思います。やはりスポーツの世界でも、技術の進化もすごいし、科学的な考察というものも進められる中で、あるいは、肉体をしっかり保護していく、守っていくということもそうですね。けがの少ない競技にしていく。そういうふうにアスリートを守る、そして、アスリートの人間としての限界へのチャレンジを後押しするという意味でスポーツ庁があるし、また、裾野を広げて国民スポーツという観点からもスポーツ庁があると思っているので、一つの数字ではあるけれども、メダルを取るためにやっているものではないと、僕はそう思います。
 ですから、今回そういう意味で数字が、金メダルが多かったとか多くなかったとあるかもしれませんが、金メダルを取らなかったアスリートもすばらしいアスリートばかりでしたし、それぞれ、苦境に置かれる中でもこれだけの成績を出したということ、あるいは、日本の競技人口が少ない中でもこれだけの成績を出したという場合もあるわけですから、メダルを取ったからすごい、取らなかったからすごくないということではないですね。やはり全ての競技、全てのアスリートが輝いていた。
 それを後押しするのがスポーツ庁ですし、何らか財源が限られる中で、スポーツを愛する、愛好する一部の方々は、そういった意味で、スポーツくじ的なものにお金も投じていって支援をするという仕組みがあるというのは、これもまた助かっていることだと思います。
 パラリンピックの競技団体の幾つかは、日常の練習場を確保するのも大変だということで、何度も移転を繰り返している団体もあります。やはりそういうところにも予算がしっかり届くようにしていきたいと考えています。

○党代表選について(1)

【日本テレビ】
 代表選について伺いたい。先日、枝野氏が出馬表明した日に、泉代表はテレビ朝日の取材に対して、枝野さんの出馬表明について、挑みたい、いつまでも先輩たちに頼ってばかりではいけないと発言されたと思うが、改めてその真意を伺いたい。

【代表】
 そのまんまですね。いつまでも先輩たちに頼んでばかりでは駄目だということです、まさに。
 これはもちろん、例えば代表に立候補するには小選挙区で勝っていなければいけないというのは、別に何の規定に書いてあるわけでもないけれども、これは何となくやはり自民党でも立憲民主党でも、場合によってはほかの党でも、そういう不文律みたいなものは見え隠れはするものの、でも、やはりいつまでも先輩たちに党運営をお願いしますという姿勢では駄目で、一人でも多くの若手・中堅が「自分が担う」「皆で担う」「自分たちが担うとすればこうだ」ということをやはり示していく必要があるし、実際に戦っていく必要があると思います。
 僕も戦ってきたつもりですが、僕だけでは足りないですし、そういった意味では、本当に次の世代でいろいろな執行部を組むみたいなことも含めて、本来やはり考えたいことですから、皆で選挙も頑張って強くなって、そして、一日も早く党運営に携わるというふうに皆にもなってもらいたいという思いもあります。
 もちろん、代表になるという意味では、そういう小選挙で勝っていなければ云々みたいなのはあるのですが、それでも、やはり今の時代にマッチしたアイデアとかというのは、むしろ若手・中堅のほうが持っているはずだし、時代の変化に敏感ですから、そういうこともどんどんどんどん普段から、それは僕もかつて案を上に出してははねつけられとかはね返されというのは何度もありましたが、それでもいいと思ったことはやはり自分たちでやるというくらいのことを繰り返してきたので、常にやはりそういう思いを持って若手・中堅は伸びていかなければいけないなと。これは僕も含めてですけれどもね。そんなふうに思っています。

【日本テレビ】
 今、僕も含めてというお言葉もあり、先ほども取材に対し挑みたいという言葉もあったと思うが、そういうものも踏まえ、現時点での代表選に対する態度、きょう時点での態度を改めて伺いたい。

【代表】
 そうですね、何かを正式に発表するという段階ではありません。まさに挑みたいということで、挑んでいるさなかにはありますが、何かを発表する段階ではないということです。

【日本テレビ】
 挑んでいるさなかというのは、代表自身がこの代表選、レースに自分がプレーヤーとして参加するという意味か。

【代表】
 そういった環境をつくれるかどうかということも、これはわかりませんから、そういった環境になれるかどうかということで、自分なりの努力はしています。

○「普天間基地移設工事」「日台関係(1)」について

【フリーランス】
 20日だが、辺野古基地建設で、大浦湾の埋め立てのくい打ち工事が着手された。玉城デニー知事は早速、事前協議が整っていないにもかかわらず工事に着手したことに抗議し、工事の中止を求めるコメントを出された。立憲民主党も、国による辺野古埋め立て工事の代執行に抗議し、工事の中止と沖縄県との協議を求める声明を、ことし1月に沖縄協議会のほうでコメントを発表している。現時点での泉代表のコメントと、立憲民主党として日本政府あるいはアメリカ側などに対する今後の対応とか、何かお考えのことがあればお願いしたい。

【代表】
 基本的に、我が党、私の体制の下で出している文書ですから、ことし出したものが私の考え方でもあります。
 改めてですが、丁寧な沖縄との対話。これはやはり大事にすべきだという考えです。

【フリーランス】
 今は選挙期間中ということでばたばたしていると、代表選挙や総裁選があるので落ち着かないとは思うが、日本政府に対して、あるいは防衛省に対して、緊急に何か働きかけるようなことはお考えか。

【代表】
 いや、今のところ、我が党はこの問題を担当している沖縄協議会がありますが、そこでそういう動きがあるというのは私の情報には入ってきていません。

【フリーランス】
 もう一点だが、今月に入って与野党の国会議員の台湾訪問が相次いでいる。立憲民主党も昨日まで野田元総理など国会議員が台湾を訪問し頼清徳総統など政府要人と会談されている。その内容について泉代表はご確認されているか。あるいは、近日中に野田さんにお会いになって報告を受ける予定はあるか。それから、台湾政府も東シナ海の日米同盟による南西シフトの強化による軍事的な緊張関係の増幅を非常に心配していると思うが、この件について泉代表のお考えがあれば、それもあわせてお願いしたい。

【代表】
 二つ目の話からすれば、当然、平和、安定、現状変更を許さない、こういう姿勢です。
 一つ目については、これは議員外交であって、党外交ではないので、議員外交の報告を党代表が一つ一つ受けるということは、その他の外交も含めてやっておりません。

【フリーランス】
 野田元総理と言ったのは、要するに、2012年だが、いろいろあって尖閣諸島の国有化を宣言されたのがまさに当時の野田首相だったということもあり、台湾政府はそれに猛抗議して東シナ海における平和イニシアチブといったものを出した。そういった平和外交を台湾は望んでいると思うが、それについて何かお考えというかコメントがあればお願いしたい。

【代表】
 党としてはございません。

○党代表選について(2)

【NHK】
 代表選に関連して。先ほど代表選への態度の説明の中で、挑んでいるさなかにあり、そういった環境をつくれるかどうか自分なりに努力をされているということだった。これは例えば推薦人の確保とか、そういうふうにも聞こえるが、今どういう準備のさなかにあるのか教えていただきたい。

【代表】
 準備中のさなかにあるということですね。お店でいうと営業中ではなく準備中だということです。

【NHK】
 営業はする、営業したいということなのか、そのお店を。

【代表】
 現在はとにかく準備中です。

【NHK】
 この代表選、枝野前代表が立候補を表明され、野田元総理も判断に向けて考え方を整理されているということだが、総理経験者や官房長官経験者といった民主党政権の顔とも言われる人だけが今ちょっと取り沙汰されている状況だが、こうした状況をどう思われるか。代表としてどう臨まれるか。

【代表】
 「だけ」が取り沙汰されてはいないですね。江田さんも西村智奈美さんも馬淵さんも私も取り沙汰されているので、「だけ」ではないと思います。

【NHK】
 野田元総理や枝野前代表が有力視されていることに関してはいかが。

【代表】
 されていますか。一候補者として並列に並べられていると認識していますが。

【NHK】
 中堅・若手としてもう少し党運営もやっていくべきだという考え、望まれていたが、次の党の代表としてどういった代表がふさわしいとお考えか教えていただきたい。

【代表】
 この党を政権担当・政権運営可能な政党というふうに国民に認知していただけるような党運営をすること。ですから、政策は当然現実路線であるべきだと思いますし、外交・安全保障、経済、エネルギー、国民の皆様に安心していただける、そういう党代表であるべきだし、他党との関係とか選挙の連携、よく経歴の長いジャーナリストさんなんかは皆「野党が一つにならなければ選挙に勝てない」という言い方をするのですが、それもまたステレオタイプであって、やはり立憲民主党自身がどれだけ自力で勝てるのかというチャレンジなくして僕は政権交代はないと思うので、やはり立憲民主党自身がまずしっかり確固たる立ち位置を持って、自分たちが政権を目指す。その中で、他の政党との関係も良好に保ち、いざという局面に備える。そういう考え方を持った代表、これが必要ではないかと思います。

○野党連携について(1)

【NHK】
 そういった中で、泉代表は国民民主党の名前を挙げての連立政権のことなど最近考えをおっしゃっているが、改めて、ほかの野党との関係、どういうふうにあるべきか。代表としてのお考えをお聞きしたい。

【代表】
 これは国民民主党が、今、立憲民主党からすれば最も可能性があり得る連立相手。でも、それにしても完全に確実にという話ではなく、あくまで立憲民主党の考える政策とすり合わせをしてもらったときに、それがお互いにかなうかどうかという話であって、かなわなければそれは無理ですね。だからこそ、やはり立憲民主党が常に自立して自分たちで政権を担うという覚悟を持って今は進めていかなければいけないと思います。
 それ以外の政党については、今のところ政権を共にするという考え方には私も至っていないです。

【NHK】
 「ミッション型内閣」のこれまでの考え方だと、ある一つの特定の政策課題に共鳴できる政党でやっていくんだというお考えもあったかと思うが。

【代表】
 それは今も変わっていないですよ。
 やはりミッションに応じてもらわなければ駄目ですから、例えば、ほかの政党で、そのミッションに応じてやりますというふうに言って、じゃあ話合いをしましょうという政党が次々と出てきているという話ではないと思いますからね。
 しかも、ある政党などは、やはり選挙の結果を見ないとねなんていう政党もありますね。そういうところはその政党の考え方だし、うちの党とは考え方が違うということだし、そういう中で、総選挙はやはり自分たちで自立をして戦うということはしっかり持ちながら、しかし、自民党政権をそのまま続けさせるようなことを手助けしてよいのか、裏金議員をそのまま再選させてしまうような構図で本当によいのかというのは、これは私も含めて全部の党の党首が、あるいは党の幹部が、各党が考えるべきことであって、そこは各党も問われる話です。

○党代表選について(3)

【共同通信】
 代表選の推薦人について伺いたい。この推薦人20人について、多様な人材がもっと出るためにはもうちょっと変わってもいいのではないかという声があるかと思うが、推薦人のあり方について代表のお考えをお願いたい。

【代表】
 代表選を戦ってきた人間として、ルールについてどうこう言うというものではないですね。やはり決められたルールの中でやるというのが基本なので、それは戦ってきた人間としてはということがまず一つです。
 一方で、その立場をあえて離れて、代表選というのはどうあるべきかということを考えた場合に、自民党は320くらいですか。立憲民主党は136ですね、衆参両院議員の数でいうと。その数字でいうと2分の1以下の数しかいない立憲民主党が、自民党と同じ数の推薦人の確保が必要だということになれば、当然、党内で推薦人確保が自民党以上に過酷だということは間違いないです。
 そういうことに照らしたときに、例えば一つの考え方として、20人という数字ではなく、所属衆参両院議員の何%という考え方とか、あるいは、両院議員数が150を超えている場合は20人にするとか、超えていない、例えば100人から150人の間であれば15人でいいとか、そういう可変性があるという考え方はやはり一つあるのだろうなと思います。
 ただ、こういうことというのはルールですから中立公平でなければならないし、今のタイミングということで、本当に例えば全党が一致して一つの案で変えようということであれば、もしかしたら告示日までならば間に合わなくもないのかなとは、一応可能性としてはあり得るなとは思いますが、一方では、確かに事実上様々な、代表選管も発足している状況にありますので、代表選管とすればこの今のルールを前提にして作業を進めているということもあろうと思いますから、そういったことの考え方をどうしていくかでしょうね。

○「消費税」「給付付き税額控除」について

【共同通信】
 もう一点。話題変わるが、消費税について、党としては給付付き税額控除というのを明記されているかと思う。きのうのBS番組で泉さんは、食料品については軽減税率を導入することもあり得るのではないかというお考えを示されていたかと思うが、給付付き税額控除と軽減税率を組み合わせるという考えもあるということなのか。

【代表】
 組み合わせるではなく、たぶん、いずれかの選択ということにやはりならざるを得ないのではないかと思います。
 要は国民の皆様の生活を守るために、日本の経済を守るために、幾つかの選択肢があって、そのどれを実行するのかと。これは財源がなければいけませんが。そういうときに何を選ぶかの話であって、組み合わせるとなると余計ややこしいような気がします。

【共同通信】
 そうなると、現状、党としては給付付き税額控除を掲げているが、当面のというか、直近の物価高状況などを受けて、軽減税率を維持されるというお考えもあり得るということなのか。

【代表】
 今の、10%、8%の軽減税率をという意味ですか。

【共同通信】
 そうです。

【代表】
 いや、これは我々としては今の経済状況には関係ないです。そもそも軽減税率のあり方そのものがおかしいと言っているので、一律化すべきだと言っているのであって、これは経済状態とは関係ないです。

○衆院総選挙に向けた取組について

【共同通信】
 もう一点。総裁選が終わればすぐにでも解散するのではないかということが取り沙汰されていると思う。代表選もあるが、衆院選もかなり近いと言えるかと思う。衆院選について、現状どのように臨んでいかれるか、準備の状況について教えていただきたい。

【代表】
 そうですね、とにかくやはり野党第1党として、これは責任が大変重たいので、今、候補者擁立は党代表選とは切り離してというか、とにかく候補者擁立を加速させています。
 190まで行きました。ここまで来るのも本当に選対委員長を初め各都道府県連に頑張ってもらった成果ですが、この数を更に、とにかく、これから代表選が近づこうとも取組は続けます。そして、我々として自民党以上の議席を取る、その態勢をつくっていきます。

【時事通信】
 今質問があった解散・総選挙に絡んでだが、やはり自民党が総裁選を経て顔を替えて、刷新感を出しながら早期の秋の選挙に臨むという可能性が高いと代表は見ておられるか。

【代表】
 はい。見ています。

【時事通信】
 候補者についてだが、190ということで、かねてより掲げていた一つの目標である200人にもうすぐというところだが、例えばいつまでにこの数字は超えたいとか、何かそういっためどというのはあるか。

【代表】
 一年中そんな質問を受けてきているなという気がしますね。こんなこと、いつまでにと言ってもしようがない話で、やるだけのことをやるしかない。

○野党連携について(2)

【時事通信】
 別件で、野党連携に関して。おとといの代表のぶら下がりで、玉木代表とはあしたも会う予定があるというようなことをおっしゃった。それがきのうのテレビ出演も一つ含まれるのかなと思うが、テレビ出演の中では意見の食い違いがあった部分もある。そういった番組の中でのお話とか、もしくは、その前後で玉木代表とお話しになって、例えば基本政策の協議とか、代表選後の野党連携のあり方等について、何かお話しになったことがあれば教えていただきたい。

【代表】
 教えません。

【時事通信】
 引き続きよいコミュニケーションは取っている関係ということか。

【代表】
 そうですね。コミュニケーションは、よいコミュニケーションが取れていますね。

【時事通信】
 そういう部分は、玉木代表との信頼関係、これはきのう芳野連合会長も泉代表と玉木代表と信頼関係を大事にしていきたいという発言もあったが、そういう部分は泉代表ご自身の強みとして持っていらっしゃるか。

【代表】
 それはそうですね。はい。どなたに見ていただいても、それが基本的に関係が大事だということについては、また、私がその役割を担ってきたということについては、見ていただければわかるのではないかと思います。

【「FACTA」】
 きのう芳野会長に直接に伺ったが、とにかく玉木さんとは毎月のようにお食事されたり、ある意味で大きな固まりという大きな方向性についてはもう心合わせができていると。その意味で、この信頼関係というのは大切にしたいし、逆に言うと、続けていきたいと。明確にそうおっしゃっていたと思う。これは基本的には泉路線に対する熱烈なある種のメッセージだが、最大の支持母体としては。まさに出馬ということに対しての追い風と、そう受け止めておられるのか伺いたい。

【代表】
 やはり組織と組織とはいえ、人間関係はゼロではありませんから、人間関係が要素であるということについては非常に重要で、その意味では、私は少なくともこの良好な関係を続けてきたとは思っています。
 これから、大きな固まりというのは実は、例えば芳野会長と玉木代表と私だけでやっていることではなく、本当に各都道府県においてのそれぞれの組織が本当に一生懸命、政権交代のある政治をつくりたいと、働く者や生活者の政治をつくりたいと、そういうことで、いつまでも自民党に任せっ切りの政治では駄目だろうという声を上げて枠組みを各地でつくってくれていますので、そういうものをやはり実らせたいという思いはあります。
 ですから、基本的な考え方は一致をしながら、それでも両党それぞれ政策ですとか、もちろん綱領にも違いがありますから、そういうものとどう折り合いをつけていくかということで、連合さんからも知恵をかりてここまで進めてきているので、一歩一歩ですが、間違いなくその両者の力合わせというのは進んできているなと。そんなふうにやはり実感はしています。

【「FACTA」】
 先日岡田幹事長に伺ったが、「赤旗」には、共産と立憲が連携と力合わせと。「赤旗」さんが書くのは自由だが、岡田さんに聞いても、そういう事実があるのかどうか私にはわからなかった。何か新しい連携と力合わせというのが実現しているようなことがあるのか。

【代表】
 考え方というか、取り方、解釈の仕方というのは、もちろん、全員、全部、組織が違ったときに同じとは限らないでしょうけれども、共通したところはやはりありましたよ。例えばそれは、今の自民党の政権は延命させるべきではないと。裏金議員たちは一掃させるべきだと。これは当然そうですよね。
 だからこそ、国会でも、それは維新さんと共産党さんや、国民と共産党さんだって、採決の結果が一緒になることはやはりあるわけで、国対では一緒に連携したりしているわけですから、どの党だってそれは何らかの連携はあって、全く門戸を閉ざしているなんていうことはないわけですよね。そういう中で、この自民党政権の延命はやはりもう勘弁しようということで取り組むということ。
 その中でも、しかし、立憲民主党が既に共産党さんにお伝えしているのは、とはいえで、政権を共にするということではないですねと。それは別に聞いているわけではなく、こちらの姿勢としてもそう言っているということであって、それは外交・安全保障政策でおそらく共産党さん自身も乗り越えられないものはあるだろうし、そして、あくまで立憲民主党のつくる政権であっても是々非々の姿勢で臨みたいこともあるだろうということでいえば、彼らが政権に入りたいとか彼らが我々と政権を共に組むというふうなことを、私もそういうふうに認識はしていませんし、彼らもまたそういうふうに認識していないのではないかと考えていますので、それはある意味認識は一致しているのではないかということですよね。
 一方で、それぞれの政党ができることをやるというのは、これまた当たり前であって、それは何も全部同じ行動をするとか、一緒に街頭に立たなければ駄目とか、何々さんを応援してくださいねと言わなければいけないとか、別にそんな話ではなく、それぞれの政党がまたそれぞれの地域でやれることというのは変わっているので、また、求めることも変わっているので、例えば我々の仲間の中にはそこまでの別に他党に一緒になって戦ってくれというふうに求めていないケースもありますし、そういう意味では、それぞれの政党がやはり折り合いをつけて考えるべきことだなと思っています。それはもう伝えてあります。

【「FACTA」】
 最後に、結局問われているのは野党第1党だから、当然、力合わせするのは当たり前だが、優先順位で、一つの固まりという意味では国民が一等賞だが、小選挙区で190議席に立てるのと160議席を立てるのと野党が並立していたら、これは勝てませんというのが常識だと思う。連携と合意と言うのであれば、それはやはり維新とまず何がしかやらないと。国民とはもうできているようだが。維新との党首会談もされているが、本来そこは国民を除けば一丁目一番地ということではないのかと思う。2カ月後に選挙だとすれば、維新とどうするかということについて、今のお考え、優先順位を含めて伺いたい。

【代表】
 ことしの1月だったですかね、2月だったか1月くらいでしたが、雑誌の企画で、私と玉木代表と馬場代表の3者というのがあって、まさにその質問者からも馬場さんに対して、一つにならなければ、あるいは連携して戦わなければ駄目ではないのかという問いかけがあったのですが、維新さんは、いや、次の総選挙で政権を取れなくてもいいんだと、自分たちは10年計画で政権を取るんだから今は取る必要ないんだということを明確におっしゃっていたのですね。
 そして、その前後に第2自民党という話もあって、野党なのか、ゆ党なのか、やはりそこは常に維新さんに問われることであって、野党は一つになって戦うべきだということのときに、ある人によっては維新さんはそこに入っていないケースもあるくらいなものですから、それは維新自身がはっきりすべきことだと思います。
 一つになって、確かに160立てている政党はあるけれども、それは野党なのか、与党なのか、ゆ党なのか、彼ら自身がまだそこが定まらないので、我々としては、これはお話もしてみましたが、やはり自分たちは独自路線で行きたいと言っている彼らですので、そこに対して、いや、それでも本当に大義を持って、自民党と1対1で戦う、そういう構図というものも大事ではないかということもこちらからは言ったりもしていますが、自分たちには今、政権を担う能力はないんだということまで明確におっしゃって、まだ経験不足なんだということまで明確におっしゃって、今は政権を取るつもりはないと言っている中でいうと、そうすると確かにその政党が本当に大義を持って次に政権交代を必要としているかというと、残念ながらそういう状況にはないのだろうなということですよね。
 もちろん維新の党内には、やはりそれでもほかの野党と協力して政権交代を果たして経験を積むべきだという論もあるとは思うのですけれども、でも、やはりなかなかそういう声は表立っては出てきにくい環境ですね。

○党代表選について(4)

【朝日新聞】
 代表選について伺いたい。立憲民主党の地方議員の一部が、今、泉代表への立候補要請をすべく、その賛同者を集めている。近く泉さんに出馬要請したいという話をしている。まず、地方議員からこういう声が上がっていることへの受け止めについてお聞きしたい。

【代表】
 それは、ありがとうございますと。

【朝日新聞】
 その地方議員に実際に話を聞いてみると、今、代表選で名前が取り沙汰されている、枝野さん、野田さんという名前が、どうしても民主党政権時代への先祖返りのように受け止めてしまう、違和感を持ってしまうという話だった。党内からこういう民主党政権の先祖返りなのではないかという声が上がっていることについてどう思われるか。

【代表】
 いや、先祖返りといったって、今、現役の政治家ですからね。しかも、先輩たちは、それは経験も豊富で、実績もあって、それは党としては大切にするのは当然ではないですかね。
 じゃあ、自民党の今の総裁候補の中には、そういうカテゴリーでいったら先祖だらけなのではないですか。先祖以外って1人か2人ではないですかというくらい、自民党だっていっぱい、もう何回もやってきた人たちがいるわけですよね。それが何で立憲民主党だとそういう扱われ方をしなければいけないのかというのは、僕はあまり、先祖か否かみたいな話はどうでもいいのではないかと思います。
 その上で、時代は確かにどんどん前に進んでいて、立憲民主党自身が国民の期待に応える政党でなければならないので、誰であっても、それは野田さんであっても、枝野さんであっても、ほかの方々であっても、皆、進化していかなければいけないということですよ。別に野田さんだって2012年の野田さんと2024年の野田さんは違います。枝野さんもそうです。間違いなくそこではバージョンアップをして、そして今、皆様にその姿を見せて、それがどれほどのものなのかということが問われるわけですから。
 ある意味、やはり我が党が政権政党に向かって、枝野さんもこの前の会見で言っていましたが、フェーズを変えて、これまでは抵抗というところが結構見られた政党だけれども、本格政党でしたか、国民政党でしたか、そういう言い方で、とにかく政権を担う政党、政権政党であるということを前提にフェーズを変えていく必要があるという旨をお話しになられたと思う。そういう意識を皆が持っていることが大事だということではないですかね。

【関西テレビ】
 先ほどの質問の中にも少し触れるところがあったが、連合の芳野会長のきのうの発言の中で、やはり我々からすると泉代表を何か擁護するような、応援するような感じにも聞こえた発言だった。きのうの発言をどういうふうにお感じになったか、まず教えていただきたい。

【代表】
 僕は、やはり連合の代表ですから、一般論でおっしゃったというふうに認識をしています。それは何百万人もの、賃上げを求める、切実な生活をしている、もうスーパーに行けば米がないという、そういう情報もどんどん連合に届けてくれる、いろいろな組合員さんもおられる中で、やはりその皆さんの期待に応えたいという思いを連合会長が持つのは当然で、それは誰であってもという思いはやはりあると思いますよ。立憲民主党、誰であってもと。
 ただ、僕が言えるのは、やはりこれは人対人でもあるということは事実だし、これまで自分としては、その連合、そして国民民主党との信頼関係というのは、徐々に徐々に積み重ね続けてきた。立憲民主党が発足してからということでいえば、今、非常にこの3者の関係性はいい局面に入ったということは言えると思います。それは私の下でやってきたという自負はあります。

【関西テレビ】
 誰が代表になったらとか、あまり具体的な名前を挙げながらは聞かないが、例えば人と人の関係の話が今出たが、組織同士の関係であっても、人が替わると、ものすごく後戻りしたり、リセットしたりするということなのか。その辺りは代表はどういうふうにお考えか。

【代表】
 それは相手があることですから、わからないといえばわからないですよね。少なくとも自分は良好な関係、積み重ねの信頼関係をつくってくることができたというところまでですね、僕が言えるのは。

【関西テレビ】
 逆に、もしかしたら泉さんではない人になったら急にビュンと進むかもしれないという可能性もあるのか。

【代表】
 それも相手のあることですね。「急に進むかもしれない」というのは何を指しているのかという話にもなりますけれども。

【フリーランス】
 泉さん以外の代表選に出る人、出ると思われる人と、出馬を表明した人が、小沢一郎さんに挨拶に行っている。どんな挨拶かは知らないが。こういうことがあって、本当に新しい立憲民主党と言えるのか。僕は非常に情けないと思う。正直言って、立憲民主党の一兵卒である小沢一郎が、代議士会にも出てこない、両院議員総会にも出てこない、後ろでちょこまかやって何だかんだ、そんな者に挨拶に行く必要性があるのか。古い古い政党、あたかも平成の親分の小沢一郎を表しているのではないか。

【代表】
 今、僕はこの党に別に親分はいないと思っています。それぞれの議員の動きはもうそれぞれの議員の動きであるけれども、改めて言いますが、この党に親分はいません。この党は、それぞれの方々が頑張っている党です。
 ごめんなさい、ちょっと少し言い方をあれすると、党代表としては党の親分ですよ。それは間違いない。それを否定しているわけではないですが、いわゆる裏ボスがいるような、その裏ボスに支配されているような党ではないということです。

【フリーランス】
 そういう悲しい状況が立憲民主党にあるかと思うと、私は情けなくなってきた。

【代表】
 いや、そういう状況はないです。

【フリーランス】
 そうですか、信じます。

【代表】
 はい。ありがとうございます。

○日台関係について(2)

【フリーランス】
 先ほどの質問の中で、選挙協力における特に外交・安保での共産党との関係とか立場の違いみたいなことをちらっとおっしゃっていたが、そうは言っても、おそらく代表選、総裁選、そしてその後の解散・総選挙を含めて、やはり安保・外交でどういうふうに今までの自公政権と違うのかという、立場の違いをやはり鮮明に出す必要があるのではないか。特に第2次安倍政権から今日の岸田政権に至るまでの軍事的な状況、特に台湾の話もしたが、今、台湾有事をあおる形で、東シナ海では南西諸島、それから沖縄の状況がある。先ほど野田元総理が台湾に行ったという話もされたが、中国に対するいろいろな言及はあるが、台湾との関係について、今後そういった安保・防衛政策の中で主張していくということは何か考えているか。特に台湾との関係、東シナ海の状況について台湾との関係においてどういう発言をしていきたいかということがもしあれば、あるいは今後考えていくということであれば、その方向性をお聞きしたい。

【代表】
 台湾とも我が国は様々な交流も活発に行われていますし、非常に友好的に交流が進んでいると認識しています。私もかつて、最近はちょっと行けていないです、コロナ(禍)以降は行けていないですが、その前は台湾を訪問したことも当然ありましたし、そして、日本においても台湾の方々との交流というのは緊密に行っています。
 そういう意味では当然、両国というか、台湾は地域になりますが、日本と台湾双方の、そこに住まれる方々の命や暮らし、これを安定させるのは当然のことですし、経済を発展させるというのも当然のことですし、そういうことで平和と安定をしっかり守っていくという姿勢は明確にしたいです。
 アジア全体でいえば、立憲民主党と自民党との違い、明確に違いということを言うとするならば、我々は、改めてですが、戦争をしない。戦争は絶対にしない。この姿勢は明確にさせていただくということです。そして、地域の安定に全力を尽くすということになります。そのためには多国間の様々な協力も必要になってきますから、インド太平洋地域、幅広く、あるいは場合によってはヨーロッパ各国とも連携をして、アジア地域全体の安定を図っていくという多国間の枠組みを大事にしたいです。

【フリーランス】
 その中で辺野古の基地についても考えていくということになるわけですね。

【代表】
 何が「その中」で、何が「その中」ではないのかというのはありますが。

【フリーランス】
 今の執行役員の間で、幹部は台湾に訪問しないという申合せがありますね。例えば外務大臣は台湾に行かないが、今の執行役員会で、幹部は台湾に行かないようにしようという議論があって、申合せがあったのではないか。

【代表】
 何か聞かれました、そんな話。

【フリーランス】
 そういう話を聞いたが。

【代表】
 ちょっと確認してみます。私は今ちょっと思い出す限り、そこまで、いや、そんなことないと思います、たぶん。というのは、この前、渡辺周常任幹事会議長は行っていますよ。

【司会(事務局)】
 事務方としては、そういう申合せは承知していません。

【代表】
 ですね。
 で、それは別に執行部として行っているわけではなく、やはりこれも議員外交ですね。

(以上)