決選投票の結果、新代表に選出された野田佳彦新代表は9月23日午後、代表就任にあたってのあいさつを行いました。

 冒頭で野田代表は支援に謝意を示すとともに、代表選挙の17日間の長丁場をずっとフェアプレーで闘い抜いた枝野幸男、泉健太、吉田はるみ各候補に感謝の意を示しました。

 そのうえで「フェアプレーの究極は、結果が出たらノーサイド。みんなの力を合わせて、心を合わせて、打倒自民党に向かっていきたいと思います。私は本気で政権を取りにいく覚悟です。闘いはもう今日から始まります」「27日に自民党がどういう総裁を選ぼうと、臨時国会が1日から始まる。まずは国会の準備、そして総選挙は間違いなく、早い段階で実施されますからその戦いの準備を今日から始めたいと思います」と、打倒自民党に向けた準備を加速する考えを力強く表明しました。

 野田代表はまた、明日24日の午前中までに人事の骨格を決め、午後には両院議員総会を開いて承認を得たいと報告。衆院選マニフェストづくりに向け「次の内閣」人事の決定、選挙に備えた総合選挙対策本部の設置、さらには常任幹事会も今週中に整えていくと語りました。

 「急がなければなりません。戦いの準備を進めていきます。今日からノーサイド。挙党体制で政権を獲りに行きましょう」と力を込めて呼びかけました。