野田佳彦代表は9月26日、党本部で特定失踪者家族会、特定失踪者問題調査会より拉致問題解決に向けた10項目からなる要請を受け、意見交換を行いました。 

 野田代表は「特定失踪者、拉致被害者ご本人、ご家族がご高齢となってきており、拉致問題の解決に一刻の猶予も許されない。これまでも(短波放送の)『しおかぜ』の問題をはじめ、さまざまなご提案をいただいたと聞いている。それを踏まえて国会で同士たちが議論している。これからも政府を促すことを一生懸命に行っていくが、総選挙も近いので、政府を促すというよりも政権を交代した暁には、この問題の打開のために全力を尽くしていきたい」と力を込めました。 

 荒木和博調査会代表は、「われわれとしては切迫した状況だが、政治的には空白のような状況になっている。一刻も早く進めたい」と訴えました。会談には、家族会から竹下珠路事務局長、調査会から杉野正治副幹事長、党側から渡辺周拉致問題対策本部長、笠浩史同対策本部幹事長が同席しました。