辻󠄀元清美代表代行は10月19日、和歌山県入りし、JR和歌山駅前で村上のりあつ・和歌山1区候補と、橋本市でしんこ祐子・和歌山2区候補と街頭演説を行いました。

■和歌山1区・村上のりあつ候補

 村上候補は演説で、立憲民主党が目指すまっとうな政治とは、国民のための政治だと述べた上で、「これまでの政治は、一部の利権団体や企業のための政治だった。企業は儲かるがわれわれの取り分が減る。夏休みは給食が出ないから、9月に学校の戻ってきた子どもたちがやせている。なんでこんなことになるのか。やることは分かっている。教育の無償化、最低賃金のアップ。自民党にはできないからわれわれ立憲民主党がやる。ぜひ皆さんの1票を託していただきたい」と、力強く訴えました。


■和歌山2区・しんこ祐子候補

 しんこ候補は、「私は勤勉で努力する人が報われる社会それを目指している。過疎化が進む地域経済の活性化、人口減少に歯止めをかけ、皆さんが安心して暮らせる社会を目指している」と訴えました。その上で、「しっかりと税金を納めている者が損をする、そんな社会はうんざりです。税の徴収の仕方、使い方を明確にして、クリーンな政治を目指していきます。今まで黙っていて、何も言わなかった方が今こそ声を上げる時です。今、和歌山が変わる時です。和歌山を変えることは日本を変えることにつながる」と、聞き入る聴衆にむけ語りかけました。


■辻󠄀元清美代表代行

 辻󠄀元代表代行は演説で今の自民党政治について、「パーティー券をたくさん買ってくれたり、献金をくれる企業のために働く。そして一部の、自分たちにうまい汁を吸わせてくれるような人たちが潤う。そういう経済の構造に日本はなってしまっている。大金持ちはさらに金持ちになり、庶民の暮らしは少しもよくならない。自民党の有力議員と言われる二階さんや世耕さんが、皆さんの方を向いて政治をしているなら、なぜ和歌山の商店街のお店が閉じなければならないのか。若い人たちが外に出ていかなければならないのか」と、庶民の方を向かない自民党政治を断じ、こういう政治を終わらせるために立憲民主党の候補を応援してほしいと訴えました。