安住淳総合選挙対策本部副本部長は、10月22日青森県弘前市、青森市を訪れ、青森3区岡田はなこ候補、青森1区ますた世喜男候補と街頭演説を行いました。

■青森3区・岡田はなこ候補

 弁護士資格を持ちメーカーに勤めながら2人の子どもを育ててきた岡田候補は、「お母さんたちの負担を少しでも軽くしてあげたい」と主張。共働きで子育てをしている場合に、子どもが体調を崩した時の迎え、習い事の送り迎え、子どもが障がいを持っている場合の専門員がいる場所への送り迎えなどを、多くの家庭では母親が担っているため「現状を放っておいたら男女の賃金格差が埋まるわけない」と訴えました。課題を解消するためには子育てのサポートを行政が提供する必要があると述べ、「女性が子供を持つことで貧困になるリスク、 1人親になった時に非正規雇用だったら貧困になる。そうならないようなサポートをすることで女性を貧困から助けることができる。そういう姿を見れば、若い女性たちだって子育てすることの不安がなくなる。私はこういう政治を実現したい」と力を込めました。

 安住副本部長は、政府によるこれまでの地方創生政策等で、「地域にお金を渡して問題が解決すると思っている方はいないのではないか」と話しました。特に東北地方は農業や中小零細企業の担い手が少ないことから、「海外からの多くの方々を働き手として受け入れて、弘前を全国に先駆けて国際都市にすることもあっていい」と主張しました。岡田候補については、「地域で頑張って育って、自分の力で弁護士になって、そしてその溢れる知力と能力をふるさとのために使おうというのだから、勝たせなければならない。津軽で勝てば、立憲民主党は本物だ」と支援を求めました。

■青森1区・ますた世喜男候補

 29歳から小泊村議会議員を3期、青森県議会議員2期、衆院議員1期と政治家としてのキャリアを積んできたますた候補は、「自民党にお灸をすえないと、この選挙が終わったらまた同じことをしてしまう」と強調しました。ますた候補は、「子育て、教育、老後は国の責任だ」と述べ、「生まれてくる場所は自分で選べないから、せめて教育はどこに生まれても手に入るようにすることをスタートラインにすべきだ」と話しました。老後についても、「せめて国民年金だけで安心して暮らせるようにすれば、消費も上向き経済も良くなる」と訴えました。

 安住副本部長は、ますた候補について「国会で仕事をさせて驚いた。自衛隊の青森駐屯地にいる皆さんの派遣を再開するときに、本会議で体を張って『まいねものはまいね(だめなものはだめだ)』と言って国会で拍手喝采を受けた」と紹介。「青森県選出議員ここにあり。方言を話せない世襲議員より、ぜひ、ますた世喜男を選んでほしい。ますた世喜男にとって正念場、人生をかけた戦いだが、みなさんの力で当選させて一緒に自民党にお灸をすえて政治を刷新するようお願いします」と支援を呼びかけました。