野田佳彦代表は10月24日、あおやぎ陽一郎・神奈川6区候補、山崎誠・神奈川5区候補、長友よしひろ・神奈川14区候補とともに街頭で訴えました。この日の街頭演説には、連合の芳野友子会長も駆けつけ、政治を変えようと訴えました。

■あおやぎ陽一郎・神奈川6区候補

 あおやぎ候補は演説で、「最近ニュースでは、大企業の決算は過去最高、株価も4万円の最高値などと流れているが、中小企業で普通に働く人、普通の家計に恩恵はほとんどない。気が付けば日本は格差が大きくて貧困が固定化してきている。まさに自民党の政策が格差を広げてきた」と指摘し、自民党政治を変え、人々の暮らしに光を当てる立憲民主党の政策への理解を求めました。

 そしてあおやぎ候補は、「まず投票に行っていただきたい。皆さんの一票で政治は変えられる。皆さんの一票でしか政治は変えられない」と重ねて訴えました。

■山崎誠・神奈川5区候補

 山崎候補はエネルギー政策に言及し、「日本のエネルギーの自給率は約13%。9割ほどのエネルギーを海外に依存している。円安が進み、(海外に払う金額は)今では30兆円が海外に流出している。再生可能エネルギーなどでエネルギー自給率を70%、80%に高めていければ、この金額が国内で回るお金になる。地域で発電した電気で皆さんが暮らせば、払った電気代は地域で回るお金になる」と、訴えました。

 山崎候補は、「政策は全部つながっている。社会全体を見渡して、この国を元気にする。それを、政権交代を実現してやらせていただきたい」と話し、いっそうの支援を求めました。

■長友よしひろ・神奈川10区候補

 藤井裕久元財務大臣の秘書を19歳の時から9年間務め、28歳から相模原市議会議員2期、36歳から神奈川県議会議員を4期務めた長友よしひろ候補。「国民皆さまの負担を減らす」ことを掲げ、物価高に耐えられる経済的支援や子ども・子育て世代を徹底的に支援すること等を訴えています。長友候補は演説で「若い方々が未来に対して希望を感じられるような、誰もが自分らしく輝ける社会を目指す」と話しました。

■野田佳彦代表

 野田代表は、「教育の無償化はこれからも自信を持って進めていきたい。お金の使い方を変えることが政権交代の醍醐味だ」と話したうえで給食費の無償化にも言及。「小中学校の給食費が無償か有償かが地域によって違う。皆さんおかしいと思いませんか?全部(無償で)食べられるようにしたらいい。(無償化するには)5千億円のお金がかかるというが、この金額なら予算のメリハリで作ることができる」と話し、皆さんの力を借りて、小中学校の給食の無償化をぜひ実現しましょうと訴えました。

■芳野友子連合会長

 芳野会長は、ひとり親家庭、特にシングルマザーの家が本当に大変なことになっていると述べた上で、「夏休みや冬休みなどの長期の休みが明けると、子どもたちの体重が落ちている。これは、給食が食べられなくなるから。家で食費を切り詰めるにも限界が来ている。私たち連合も、全国の地方連合会が地域の皆さんと生活困窮家庭の支援をしていますが、この活動が増えている。まさしく政府の責任だ」と、自公政権を厳しく断じました。

 芳野会長は、「今、(政権交代の)チャンスが巡ってきている。チャレンジからチャンスが来ている。私たち一人ひとりに政治を変える力がある。私たちの行動で政治は変わる」と訴えました。

 この日、野田佳彦代表はまた、茨城6区・青山やまと候補、神奈川7区・中谷一馬候補、神奈川1区・しのはら豪候補、神奈川20区・大塚さゆり候補と街頭活動を行いました。