第50回衆院選の投開票が10月27日に行われ、青森3区より党公認で立候補した岡田はなこ候補が見事に初当選しました。岡田候補は会見で、「働くお母さんへの支援、農業への支援、過疎対策」を3本柱にすえ、しっかり取り組むと述べました。

 岡田候補はまた、この選挙の勝因について、「自民党の裏金問題に対する処理が、あまりに国民に対し不誠実であった。そして、青森県のなかで、今の生活に対する不満が渦巻いていて、それに今までの政治が応えきれていなかった。その不安と不満の受け皿に、少しだけどなれたのではないか」と答えました。

 国政に届ける青森の課題について岡田候補は、「人口減少・少子高齢化」と述べ、「いま、(青森は)暮らしにくい地域になってきている。人口減少に負けない街づくりをやっていかなければいけない。それが青森の課題だと思っている」と述べました。

 子育てをしながらの選挙戦は精神的、肉体的にも苦労があったのではないかの質問に、「辛かった点は、子どもたちに寂しい思いをさせてしまったこと。しかし、子どもたちがいたからこそ(選挙を)やってくることができた。選挙一辺倒の生活ではなく、しっかりと子育てをすることが息抜きとなったので、この選挙戦を戦ってこられた」と振り返りました。

 さいごに岡田候補は、「この保守王国で議席を取ることができたのは、皆さんの期待が大きいということ。期待をいただいた皆さんに応えていくとともに、私に懐疑的な皆さんにも貢献できるようにこれからの仕事で示していけたらいい」と述べました。