重徳和彦政務調査会長は11月14日、国会内で記者会見し、10月の衆院解散に伴い廃案となった議員立法の再提出と今後の予定について発言しました。

 重徳政調会長は、廃案となった立憲民主党の議員立法2法案を衆院に再提出したことを報告。12月2日に迫る現行の健康保険証の廃止を延期するための「保険証廃止延期法案」(保険証併用法案)を12日に再提出し、「130万円の壁」等を給付で埋める「就労支援給付制度の導入に関する法律案」を今回対象者の年収の上限を明記した上で13日に再提出したと述べました。

 また、「訪問介護緊急支援法案」「介護・障害福祉従事者処遇改善法案」「学校給食無償化法案」「トリガー条項発動法案」等の廃案となった議員立法については、各野党との共同提出を視野に入れた法案もあるとして、「衆院でできるだけ法案を通過させることを考えて取り扱いを検討したい」と述べました。