野田佳彦代表は11月26日、韓国から訪日した、朱豪英(チュ・ホヨン)韓日議員連盟会長(韓国国会副議長)の表敬訪問を党本部で受けました。会談には小川淳也幹事長、中川正春党日韓友好議員連盟会長、白真勲元日韓議員連盟常任幹事、重徳和彦政務調査会長(党日韓友好議員連盟幹事長)、源馬謙太郎国際局長(党日韓友好議員連盟幹事)、塩村あやか国際局副局長(党日韓友好議員連盟事務局長)、太栄志国際局副局長(党日韓友好議員連盟事務局次長)が同席しました。

 野田代表は、訪日団に歓迎の意を表した上で「今、北朝鮮とロシアが急接近している。日本と韓国の関係をより強力なものにしていかなければならない時だと思う。また、来年が国交正常化60周年という節目にあたる。外交・安全保障のみならず、幅広い面での交流を活性化していくべきだ」と述べました。

 朱会長も北朝鮮の核武装、北朝鮮とロシアとの急接近について言及し「北朝鮮から感じる危険性は韓国も日本も同じだ。韓日は結束、協力しあうことはもはや必須である」と強調しました。また、来年に日韓国交正常化60周年を迎えるにあたり、「両国にはそれぞれの国内事情、政治状況、歴史的・文化的背景もあるので、全てを理解することは容易ではないかもしれないが、私たち政治家は韓日関係を未来に向かって進めていくという方向性を持たなければいけない」と力を込めました。

 参加議員は自己紹介をしながら、日韓関係について意見交換し、各界各層での交流を深めていくことで一致しました。