参院政治倫理審査会において12月20日、自民党の江藤議員に対する質疑が行われ、森本真治参院議員が質問に立ちました。

 森本議員は、「早く説明責任を果たすほうが衛藤議員にとっても有益だと思う」と述べて、今日まで政倫審での出席を見送ってきた理由を問いました。

 衛藤議員は「私だけ志帥会で、中身がちょっと違う」「不記載、裏金議員として一括りとして処理をされたので、実際は(政倫審)に出ていきたかったが、自分だけ違うということで出席することに憚られた」と述べました。

 森本議員は、「今回の対象者の判断を見ると、顔色を窺いながら様子を見て、自分の考えとは違う判断している」「派閥の指示、指導があっても自ら判断する」「自民党の若い議員も悩んでいるかもしれない。党や会派で、横並びに動き、皆さんが決断できない」と自民党の体質について指摘し、「(衛藤議員のような)キャリアのある議員がしっかりと責任を果たしていき、多くの議員にも(自ら判断するように)促してほしい」と求めました。