参院政治倫理審査会で1月20日、裏金問題について自民党議員への質疑が行われ、吉川沙織参院議員、森本真治参院議員が質問しました。

■吉川議員の岡田議員に対する質疑
 吉川議員は、岡田議員に対して還付金の不記載について「政治資金規正法上は悪いという認識はあるか」と質問したところ「還付と比べて悪質であると思っていない」「知らざることの責任を感じている」と述べました。
 吉川議員は、裏金の「集団的、組織的、継続性」を指摘し「残念」と述べました。

■森本議員の加田議員に対する質疑
 森本議員は、加田議員の弁明を聞き「政治的・道義的責任があると明確に発言した」と指摘し、裏金問題の全体についての認識を問いました。加田議員は「政治的・道義的な責任を重く受け止めないと、勤続年数が短かいからといって責任がないとは言えない。今後、政治改革関連法案を改正したから終わりではなく、もちろん不断に改革をやっていく必要がある」と述べました。