立憲民主党の自治体議員ネットワークと女性議員ネットワーク(以下、NW)は、1月20日、年次総会と研修会を国会内で開催しました。両NWの総会では、それぞれ2024活動報告・2025活動計画・役員体制(NW人事案)が全会一致で承認されました。当日は各都道府県の世話人をはじめ党所属自治体議員がリアル、オンライン合わせて約200名参加して、有意義な議論が行われました。

自治体議員ネットワーク総会 オンライン参加の皆さん

 午前の女性議員NW総会では、NW代表の伊藤めぐみ神戸市会議員より「女性議員を増やし、ともに学び支え合うというネットワークの基本理念を再確認すること」や、「新たな取り組みとして研修の充実や(議会での女性議員)プラスワン運動を推進し、地域ブロック単位での活動も強化する」方針などが示されました。挨拶した森本真治組織委員長代行は、野田代表のもと新たに佐藤公治組織委員長の体制となったことや、政治スクールや研修など通じて各種選挙での女性候補者の発掘をはかること、今次総会・研修会を今後の議会活動に活かしてほしいことなどを述べました。渡辺創組織委員会副委員長も参加しました。

女性議員ネットワーク 集合写真

 総会後の研修会では「弁護士資格を持つ党所属国会議員との意見交換」が行われました。村田享子参院議員をコーディネーター役に、打越さく良参院議員や、昨秋の衆院選で初当選した五十嵐えり・岡田華子・篠田奈保子・竹内千春の各衆院議員が、国会議員当選後の取り組みや課題についてそれぞれ意見表明し、参加の女性自治体議員と話し合いました。岡本あき子衆院議員も国会日程を縫って議論に参加しました。

 午後から開催された自治体議員NW総会の第1部では野田佳彦代表との意見交換会が行われました。冒頭、女性議員NWから野田代表への要望書手交がありました。

女性議員ネットワークから野田代表へ「要望書」手交

 総会では自治体議員NW代表の遊佐美由紀宮城県議会議員が、「政権交代を私たち自身でしっかりと実現しよう、私たちこそ立憲民主党をつくってきたし、自治体議員のネットワークを広げて新たな時代に新たな政治をつくる、それが私たちの使命です」と述べ、「今日の研修会ではSNSの課題についてどうあるべきか、社会課題を解決するため皆さんとともに政治をつくっていきましょう」と挨拶しました。

 野田代表は挨拶で、昨年の衆院選における全国各地での取り組みへの謝辞や、女性議員NWの要望に対し真摯に受け止め、その実現に努力することの表明、そして昨秋の臨時国会における補正予算修正の成果を受けて、次期通常国会でも大きな責任感を持って臨むことの決意を述べました。その後参加した自治体議員との間で活発な意見交換が行われました。

 続いて挨拶した小川淳也幹事長は、「国会内での立憲民主党の一挙手一投足が、全国各地の自治体議員の皆さんに大きな影響を与える。政治の本質は課税と分配だ。その分配の役割を担う議員に対する信頼性が今失われている。民主主義の大きな分岐点で私たち一人ひとりに大きな責任が課せられている。ともに奮闘してまいりたい」と述べました。総会には渡辺創組織委員会副委員長も参加しました。

野田代表、小川幹事長からのご挨拶

 自治体議員NWの研修会では「SNSと選挙の関係から見える、社会への影響・政治のあり方」についてパネルディスカッションが行われました。国際大学グローバル・コミュニケーションセンター准教授の山口真一先生をゲストコメンテーターにお迎えし、SNSが選挙に与える影響や効果的な活用法、課題などについて、参加した自治体議員と有意義な意見交換がされました(パネリスト:長妻昭代表代行、橋本成年兵庫県議会議員、野田哲生福井県議会議員、田名部裕美青森県八戸市議会議員)。

ゲストコメンテーター 山口真一・国際大学グローバル・コミュニケーションセンター准教授

 研修会終了後には懇談会が行われ、党本部から大串博志代表代行や佐藤公治組織委員長、酒井なつみ衆院議員ら国会議員も駆けつけ、今夏の参院選に向けた連帯・交流を深めました。

全体スケジュール.pdf

女性議員NW第5回2025年度総会議案書.pdf

2025年役員体制立憲民主党女性議員ネットワーク.pdf

野田佳彦代表への要望20250120女性議員NW.pdf

自治体議員NW2025総会議案書.pdf