立憲民主党が「水ぶくれ予算を精査し、『賢い支出』に向けての具体的な歳出削減の提案」を目的に立ち上げた「『本気の歳出改革』作業チーム」の初会合が1月23日、国会内で開催されました。同チームは、責任者を中島克仁政調会長代理と徳永エリ参院政審会長が務め、各委員会の理事(三席)を中心に主査とし、1期生、参院側代表で編成されています。初会合では、司会を重徳和彦政調会長が務め、長妻昭代表代行(政策統括)が「政策課題の発見方法等」について説明しました。
冒頭、野田佳彦代表があいさつし、政府の来年度予算案が約115兆円を超える規模であることについて、コロナ禍の後、欧米各国では「平時の財政運営」をしている一方、日本の予算案はいまだに「3年連続で100兆円を超える」とともに「(来年度は)史上最大の規模」だとして、「納税者の番犬」として「無駄遣いがあるかないかを厳しく精査する」と力を込めました。
また、翌24日に召集される通常国会において、衆院予算委員会の前半に、従来の分科会ではなく、省庁ごとに専門的な質疑を行う「省庁別審査」を行う方向で調整されていることについて、予算案の審査と「国会改革とも連動する形で進めていきたい」と意気込みを語りました。
「本気の歳出改革」作業チーム始動
2025年1月23日