辻元清美代表代行、大島敦企業・団体交流委員委員長らは2月18日、日教組(日本の公立小学校から中学、高校の教職員によって構成される労働組合)のOBで退職した全国の女性教職員等で構成される全国退職女性教職員の会と、日本教職員組合女性部から「選択的夫婦別姓の早期実現」についての要請を受け、意見交換を行いました。

 要請内容は、ジェンダー平等の社会実現に向けて「民法を改正して選択的夫婦別姓を導入すること」「必要な法改正を行い、既に婚姻届けを提出している夫婦についても、選択的夫婦別姓を適用可能とすること」等を求めるものです。北村典子全国退女教会長からは、「男女不平等を平等に近づけていくというのが私たちの組織の大きなテーマであり、選択的夫婦別姓についても、女性だけが不自由さを押し付けられるのではなく、多くの人が様々な選択肢を選べる未来に向けて道を開いていきたい」と述べました。

 辻元代行は、今後、仮に衆議院で可決した場合の参議院における審議の課題点等を挙げ、最後に「野党第1党としての責任を持ち、党派を超えた議員の賛同を得ながら成立に向けて、皆様と連携して最大限の力を発揮していきたい」と述べました。

 要請・意見交換会には、衆参合わせて17人の議員が参加しました。

250218退女教選択的夫婦別姓要請書.pdf

250218日教組女性部選択的夫婦別姓制度要請書.pdf