野田佳彦代表は3月7日、遊説先の千葉県松戸市内で、高額療養費制度の負担上限引き上げをめぐる政府の対応について記者団の取材に応じました。
石破茂総理大臣ががん患者団体の方々と面会することの受け止めを問われた野田代表は、「早くお会いしてほしいと思っていた。実現できて良かった。生の声を改めて聞いていただいて最終的なご判断を頂きたい」と述べました。
また、与党の幹部から負担上限額引き上げを凍結すべきという声が出ていることについては、「党内で十分な議論をしないままに決めてしまった点でプロセスに問題があったのではないか。ようやく国会でわれわれが取り上げて、そして世論が動き、与党内の世論も結局動いた。簡単にスルーしたツケが出た」と厳しく指摘しました。
その上で、「最初から患者団体のお話を聞いていれば、こんなことになっていなかった」と述べました。