小川淳也幹事長は東京都議選(6月22日投開票)5日目となる6月17日、渋谷区から立候補した中田たかし公認候補とともに代々木駅前で街頭演説を行いました。街頭演説会には、地元選出の松尾明弘衆院議員も駆けつけました。

■中田たかし候補

 渋谷区在住で、長妻昭衆院議員の秘書、そして渋谷区議会議員の経験を持ち、都議会立憲民主党の総務会長を務める中田候補は、小池知事による「好き勝手な政治」を、「知事の言いなりの『知事与党』が続けさせている」と強調。二元代表制の自治体議会においては、「知事をチェックしていく役割」が重要だと訴えました。

 また、東京都内には約41万社以上の中小企業があるが、小池都政はそのうち「わずか約60社のみが支援される施策」を講じていると厳しく指摘。小池都知事が標榜するいわゆる「稼ぐ東京」もたしかに重要ではあるものの、「インバウンドの誘致ばかり考えた結果、渋谷の街はオーバーツーリズムで地域に暮らしている人たちは大変困っている」との地元の声を紹介しました。その上で中田候補は、約1400万の東京都民のために、「生活都市を取り戻す。」と熱く訴えました。

■小川淳也幹事長

 小川幹事長は東京23区内のマンション価格が「平均で1億円を超えた」と指摘。「誰が買えるのか、誰が住めるのか」と、演説会に集まった皆さんに呼びかけました。

 その上で、「一見、きらびやかに見える東京」だが、たとえば介護人材は国全体で数10万人不足しており、その不足の大部分を占めるのが東京だとして、「東京都は『生活都市』であると思い起こす都議選に私はしたい」と熱く訴えました。