小川淳也幹事長は参院選最終日の7月19日、茨城県選挙区で戦っているおぬまたくみ候補とともに水戸市で街頭演説を行いました。「いかなる境遇の方々とも互いに尊重し、敬い合い、支え合える、世界に誇るべき日本社会を作っていこう。共に正しく未来を切り開くその先頭におぬまたくみを使ってやってください」と訴えました。
おぬま候補は、学生時代、「日本が経済大国であり、科学技術で世界をリードしている」と教えられてきたが、そうではない現実が今この前にあると言及。「すべては政治が原因だ。その政治をなんとか正さなければいけない。そのために皆さんの力を借りなければいけない」と呼びかけました。
今日の経済状況に関しては、差別や分断を助長する風潮があるが、「本質は外国人を使わなければ農業も経済も回らない構造を作り出してしまったことだ」と指摘しました。この問題に正面から立ち向かい、「お互いさま」に支え合う社会を築くため、自身への支援を訴えました。
小川幹事長は、「政治は人がつくってきたもの。だからこそ、人の手で変えられる」と語り、政権交代の意義を強調。「差別や攻撃的感情が広がれば、いずれは高齢者、子ども、女性、障がい者など、社会のより弱い方に向かってしまう。今、そうした風潮と立ち向かわなければ手遅れになる」と訴えました。
また、「野党第1党として、他党の主張も受け止め、話し合いながら意見をとりまとめていくことがわれわれの使命だ。野党第1党が軸となって、必ず自民党に変わりうる受け皿を今一度作り直していきたい」と訴え、支援を求めました。