野田佳彦代表は7月21日、石破総理が総理続投を表明したことを受け、党本部で記者団からの取材に応じました。

 石破総理続投について、「だらだらした政治をいつまで続ける気なのかということにつきる」と感想を述べました。その理由として、米国の新たな関税措置発動の期限となる8月1日以降のことについて一定のめどを示さなかったこと、いつ起こるか分からない南海トラフ地震への対応を続投の理由に挙げていたことに触れ、「続投の意思表明には説得力があまりにもなさすぎる」との見方を示しました。
 石破総理が今日の記者会見で述べていたことは「昨年の総選挙の敗戦の弁と同じだ」と指摘し、「衆議院選挙、都議選と敗れて、参議院選挙で敗れたことについての意味合いがまだよくわかってないのではないか」と話しました。また、大型選挙で敗戦が続いている中、立憲民主党の主張している食料品ゼロ税率や企業団体献金廃止について協議を求めてこないことに「反省がないのではないかと強く感じた」と述べました。