全国の水道・下水道・ガス事業等に携わる地方公営企業や民間企業で働く組合員で組織される全日本水道労働組合(全水道)の第79回定期全国大会が7月27日神奈川県内で開催され、立憲民主党を代表して小宮山泰子ネクスト国土交通大臣と森山浩行企業・団体交流委員長代理(全水道組織内議員)が出席し、あいさつしました。

 小宮山ネクスト大臣はあいさつの冒頭で、日頃の全水道の活動に対する感謝の言葉を述べました。そして、昨年から水道事業の整備・管理行政が国土交通省と環境省に移管されたことについて触れ、「地方自治体から業務の所管が省庁へ移り、自治体の業務負担は減ったものの、今後の体制や予算の問題、専門的な知識を持った職員の育成等、さまざまな課題が山積している。この点についても、是非引き続き現場の声を皆さまからお聞かせいただき、共に現場環境の整備に努めていきたい」と述べました。最後に、今般行われた参院選で少数与党となったこと等、現状の政治情勢を報告し、水道事業の抱える政策課題実現に向け、引き続きの連携の必要性を訴えました。

 森山議員はあいさつの中で、昨年の衆院選に続き、今回の参院選における全水道からの支援に対して、感謝の言葉を述べました。また、自身が所属する超党派水制度改革議員連盟や、関連するさまざまな活動についての報告も行い、今後も専門家との連携や超党派で協力できる仲間の議員を増やし、水制度に関する関係省庁との交渉を行っていきたいと述べました。