8月28-29日、北信越ブロック(新潟・富山・石川・福井・長野)の党所属自治体議員で構成する「北信越ブロック自治体議員ネットワーク」の総会と研修会・視察を、石川県で開催しました(以下、ネットワーク=NW)。

 北信越ブロック自治体議員NW第2回総会には党所属自治体議員18名と国会議員2名が参加しました。一川政之石川県議会議員から、「ボトムアップ型の政治の実現を目指す立憲民主党として、議員個人の力を高めることや地方組織を強化していくことが重要だと考えている。今後も様々な機会を通し、情報を共有し、連携を深めていきたい」との力強い言葉で開会しました。羽田次郎参議院議員(長野県選出)・組織委員会副委員長は「能登半島の復旧復興を見守り続けていきたい。そして地域から作るあたたかい政治の実現を目指して皆さんと活動したい」と挨拶し、山登志浩衆議院議員(北陸信越比例・富山1区)は自身の4期の自治体議員としての経験や総支部での活動から「自治体議員と国会議員が連携して地域に立憲民主党の組織を作っていくことが課題だと感じている。一参加者として学びたいと思っている」との挨拶がありました。総会では2024年度活動報告、2025年度活動方針について提案・確認されて、続いて今年度の役員も承認され、新代表代行の井加田まり富山県議会議員より「先の衆院選でブロックの党勢拡大の大事さを実感した。そのことの一助としてこのブロック活動を各県リレーで開催することを確認できた。実りある研修会にしたい」との表明があり、総会を閉会しました。

北信越ブロック自治体議員ネットワーク2025総会議案書.pdf

 総会に続いて、浦秀一珠洲市議会議員を講師にお迎えし、「ふたつの災害」と題して、2024年1月1日の能登半島地震と同年9月21・22日の奥能登豪雨災害の発災当時の取り組みと災害からの教訓・課題を詳細にご講演いただきました。

 夜の交流会には石川県連代表の近藤和也衆議院議員(石川3区選出)も駆けつけ、「現場主義に重きを置き、困った人に手を差し伸べる政党として活動してまいりましょう」と挨拶し、交流を深めました。

 翌29日の視察では、まず初めに内灘町役場にて、復旧復興推進部調整官の上出勝浩さんより、2024年1月1日に発災した能登半島地震による内灘町の被災状況と液状化現象・側方流動の様子、復旧復興に向けた課題をご説明いただき、その後、半壊以上の割合が7割程度と被災程度が大きかった北部地域にある西荒屋小学校と公民館を視察しました。視察終了にあたり上出調整官へのお礼とともに「液状化現象による被害は石川だけでなく富山・新潟でも起こっているので、この北信越ブロックで連携をとって復興に取り組んでいきたい」と近藤和也衆議院議員から今後の決意をお伝えし締めくくりました。


2025年北信越ブロック自治体議員NW役員

代表    一川政之 (石川県議会議員)

代表代行  井加田まり(富山県議会議員)

副代表   大渕 健 (新潟県議会議員)

     望月義寿 (長野県議会議員)

     野田哲生 (福井県議会議員)