東京都内で10月2日、航空会社や空港運営会社等で働く組合員で構成される航空連合第27回定期大会が開催され、立憲民主党から党を代表して航空連合政策議員フォーラム会長でもある枝野幸男衆院議員が出席し、あいさつをしました。
枝野議員は、あいさつの冒頭に、昨年の衆院選に続き、今夏行われた参議院選挙において全国の航空連合組合員から支援をいただいたことに感謝の言葉を述べました。また、今大会において航空連合初の女性会長として小林茜氏が就任されることに祝意を述べるとともに、内藤晃前会長をはじめ今大会で勇退される航空連合役員の方々へも、これまでの立憲民主党への多大なるご支援に感謝の言葉を述べました。そして枝野議員は、冒頭の内藤前会長のあいさつを受け、航空連合の日頃の活動に対して敬意を示すとともに、航空機燃料税の扱いに関する問題、ジェンダー平等への取り組みや、公共交通としての安全性を担保するための人手不足対策と、より良い職場環境実現等の必要性を訴え、「多くの若い方が希望を持って仕事をしていただく、その職場環境に向けて社会全体、政治全体が、働く人1人ひとりを大事にする、そういう政治へと変えていかなければならない」と、さらなる航空連合との連携と諸政策の実現に向けての意気込みを述べました。
今大会で退任される内藤晃航空連合会長は、「労働組合の価値、役割は、職場の仲間の悩みに寄り添い、それを仲間と協力しながら1つずつ解決していくことである」と述べ、乗務員の声から実現した、機内での盗撮を厳しく処罰する「撮影罪」の成立や、整備士部門の提案による試験電波発射時間の緩和等を具体例に挙げ、個人では解決が難しい現場の課題を仲間とともに解決した事例を取り上げました。さらに、航空連合の女性リーダーの活躍に向けた研修や交流の場である「WINK」や環境ボランティアの「航空連合の森」など、これまでの新しい取り組みが定着・拡大していることを報告しました。