立憲民主党青年局「りっけんユースPLUS」は10月11日(土)、「第4回ゆーぷら」を党本部で開催しました。りっけんユースPLUS(愛称:ゆーぷら)は、「政治にクッションをつくる」をコンセプトに、20代・30代の青年層が気軽に集い、学び、夢を描き、交流を深める場として設立された取り組みです。イベントは第1部「国会見学会」、第2部「政治セッション」、第3部「交流会」の3部構成で実施され、モデレーターを務めた水沼秀幸、三角創太、大塚小百合の各衆議院議員をはじめ、多くの若者が参加しました。
■第1部「国会見学」
第1部では、水沼議員とともに参加者が衆議院本会議場など国会議事堂内を巡りました。
■第2部「政治セッション」
今回のテーマは「SNSと選挙」「物価高対策」「多文化共生」の3本柱。冒頭に議員がそれぞれの現状認識を紹介した後、参加者は関心のあるテーマを2つ選び、テーブルごとに分かれてディスカッションを行いました。当日のディスカッションの一部を紹介いたします。
(1)「SNSと選挙」(担当:大塚小百合議員)
→グループでは、立憲民主党のSNS発信力強化をめぐって活発な意見交換が行われました。「立憲の“顔”やカラーが見えづらい」「ワンフレーズで立場を伝えられる発信が必要」といった指摘のほか、「多様な意見を内包する“百貨店型の魅力”も活かすべき」といった前向きな意見も出されました。
(2)「物価高対策」(担当:三角創太衆院議員)
→生活実感に基づいた声が相次ぎ、「賃上げの後押し」や「生活必需品の選択的軽減税率(例:米の消費税ゼロ)」などの提案が寄せられました。また、円安の長期化に伴う家計負担や地域経済への影響にも議論が及びました。
(3)「多文化共生」(担当:水沼秀幸)
→円安を背景に増加する在留外国人や観光客との共生をどう進めるかを議論。「日本語教育の拡充」「多言語アナウンスの強化」「観光税の居住地ベース課金」「領事通報の厳格運用」など、現場目線の提案が挙がりました。また、「日本人ファーストを否定するのではなく、共に生きる秩序と仕組みを設計することが大切」との意見も共有されました。
政治セッションは1回20分を2回転し、参加者が2つのテーマに参加することができました。それぞれのグループで発表が終わり、最後に参加議員からそれぞれコメントがありましたので、内容を以下に記します。
■参加議員コメント
水沼秀幸衆院議員:「差別や排斥は巡り巡って社会全体を蝕む。今日の意見を丁寧に党へ届け、政策へ反映していきたい」
三角創太衆院議員:「SNS上の誤情報には、品位を保ったファクトで応えることが重要。広報とも連携して改善を進めたい」
大塚小百合衆院議員:「“お米のゼロ税率”など現場からの新提案が印象的だった。生活者の困りごとに寄り添う政策づくりを進めたい」
■第3部「交流会」
セッション終了後は、参加者と議員が懇談しました。政策への感想や日常の課題、SNS発信の工夫などをざっくばらんに語り合いました。会場は終始温かくフラットな雰囲気に包まれ、政治を話せる時間として大いに盛り上がりました。
りっけんユースPLUSでは、若者が政治を自分ごととして語れる場づくりをさらに広げていきます。次回「ゆーぷらCAFE」は年内開催を予定しています。詳細は党青年局のSNS等でお知らせしますので、ぜひお気軽にご参加ください。