野田佳彦代表は12月9日、ロジェ・ドゥバッハ駐日スイス大使の表敬訪問を党本部で受けました。面談には、亀井亜紀子国際局長とダビッド・ブラウン公使が同席しました。

 冒頭、野田代表はドゥバッハ大使に「大使になられて1年、私も代表就任から1年になります」と述べ、来訪を歓迎しました。意見交換では日本の財政運営が話題となり、野田代表は「日本の財政は悪化が進んでいる。競争力のある産業と健全財政を両立するスイスから学ぶべき点は多い」と述べました。

 ドゥバッハ大使は、これまでスイスのモントルー市と姉妹都市である千葉市をはじめ、大阪・関西万博を20回近く訪問したことを紹介し、今後も貿易関係やイノベーション分野で両国関係のさらなる発展に期待を示しました。特に、日本がCPTPPなど新たな多国間枠組みを主導していることを高く評価しました。

 このほか、G20、ダボス会議、OECD、国際情勢など、幅広いテーマについて意見交換が行われました。