衆院政治改革特別委員会筆頭理事の落合貴之議員は12月10日、同委員会理事懇談会後、野党各党の理事とともに国会内で記者団の取材に応じました。
冒頭、落合議員は「2年近くにわたって、企業・団体献金を中心に政治改革特別委員会で議論が行われてきた。政治改革の本丸は企業・団体献金だ」とコメント。その上で、企業・団体献金に関連する法案については、これまで一定の議論が積み重ねられてきたにもかかわらず、与党が審議の進行を引き延ばしてきたと厳しく指摘しました。
さらに落合議員は自民党の姿勢について「目の前の一番重要なことを、うやむやにせず、しっかり片付けましょうという方針で協議を続けてきた。しかし自民党からは、関連法案の提出自体を引き延ばし、予算委員会が始まる直前になってようやく出してきた。これは、企業・団体献金の議論を進めたくないというサボタージュだ」と批判しました。
今後の審議については、野党側が提案した11日、12日の開催については与党側が結論を持ち越し、15日の参考人質疑のみが決まったと報告しました。