野田佳彦代表は1月15日、国会内で公明党の斉藤鉄夫代表と党首会談し、次期衆院選に向けて新党を結成することで合意しました。会談には、安住淳幹事長、馬淵澄夫代表代行も同席しました。

 会談後に記者団の取材に応じた野田代表は、新党結成の背景について、「高市政権の下で政治が右に傾く中、公明党が連立を解消したことは大きな転機だ。中道勢力が政治のど真ん中に位置づけられるチャンスが来ている」と発言。「勇ましい言葉の政治ではなく、国民生活に根ざした現実的な政策を打ち出す中道改革勢力を固めていく必要がある」と力を込めました。

 新党については、衆院選に向けて衆院議員を中心に結成する方針で、立憲民主党や公明党を離党した議員らが合流する形となると説明しました。党名や代表体制については「早急に決めたい」とし、早ければ16日にも公表する考えを示しました。代表体制については「共同代表の形も1つの選択肢だ」と述べ、今後、規約の中で整理するとしました。

 政策面では、「暮らしに直結する政策が最大の柱になる」と強調。物価高対策や経済政策を中心に、安全保障、エネルギー政策などについても両党間で詰めの協議を進めていると説明しました。安全保障政策については、「現実的な安全保障という点で方向性は共有している」とし、19日までに基本政策を取りまとめる考えを示しました。

 また、新党への参加については「排除の論理は取らない」と明言し、「それぞれの思いを尊重しつつ、できるだけ多くの仲間に賛同してもらえるよう粘り強く声をかけていきたい」と述べました。国民民主党や無所属議員などについても、「中道路線に賛同する個人がいれば歓迎したい」と語りました。