立憲民主党の安住淳幹事長と公明党の西田実仁幹事長は1月19日、国会内で共同記者会見を開き、両党が合流して結成する新党「中道改革連合」の綱領を発表しました。発表に先立ち、両幹事長が新党結成に至る経緯や理念について説明しました。

 安住幹事長は冒頭「突然の解散、言わば抜き打ち解散だが、私どもはそこに大義はないと考えている」と指摘。支持率の高さを背景に多数を得ようとする政治手法を「非常に乱暴だ」と批判しました。その上で、公明党が野党に転じて以降、政策面で積み重ねてきた議論があり「にわかづくりではなく、そうした伏線をベースに今回の合流に至った」と説明しました。

 また、今回の新党について「分断や対立をあおる政治から、協調と包摂の政治へと転換していく中道の考え方を盛り込んだ綱領を作り上げた。この選挙は、私たちの存在の真価を国民に問うものになる」と強調しました。

 西田幹事長は、公明党が昨年に自民党との連立政権を解消して以降「中道改革を結集する軸になる」という気概のもと、各党との対話を重ねてきたと説明。「社会に広がる根深い対立を、対話によって一致点を見いだしていく中道の政治こそが、分断を協調へとつなげていく」と述べ、その信念が今回の合流につながったと語りました。

 西田幹事長はまた、公明党が掲げてきた「中道改革の5つの政策の柱」について、立憲民主党との間で「考え方がほぼ一致していることを確認できた」と説明。相違点についても意見調整を重ねてきたとした上で「突然の解散を契機に、新党『中道改革連合』の結成へ一気に進んだ」と明らかにしました。

 さらに、中道という考え方を土台に、両党で協議と修正を重ね、本日に至ったと述べ「日本の政治に本格的な中道勢力のかたまりをつくる第一歩として、ぜひ綱領の中身を知っていただきたい」と支持を呼びかけました。

以下、綱領全文です。