2026年5月

第1回グローバル・プログレッシブ・モビライゼーション(GPM)参加報告書

    
第1部 出張概要                                 

(1)期 間: 2026年4月16日(木)~19日(日)

(2)派遣先: スペイン・バルセロナ
※17日、18日「グローバル・プログレッシブ・モビライゼーション(GPM)」参加

(3)団構成: 小川淳也  中道改革連合代表・衆議院議員
            牧山ひろえ 立憲民主党・参議院議員
            鈴木賢一  立憲民主党・国際局参事

(4)GPM: GPMは、世界の進歩・民主・中道勢力が結集し、国際課題への対応を協議する国際政治会議である。ペドロ・サンチェス首相の主導のもと、進歩同盟等が関与し、各国の首脳級、政権幹部、主要政党リーダー、学識者、NGO関係者が参加する。世界75カ国から5千人以上が集まり、進歩勢力の国際ネットワーク形成の中核的ハブとして機能している。

(5)目 的: GPMへの参加を通じて、民主主義、社会正義、国際協調といった価値を共有する各国指導者との対話を深め、国際的ネットワークの構築と連携強化を図るとともに、日本の多様な政治的立場を国際社会に発信することを目的とした。

(6)総 括: 本訪問は、中道改革連合と立憲民主党が連携して実施された。現地では、小川代表が「公正貿易、グローバルな正義、進歩的外交政策の未来」をテーマとする分科会でスピーチを行い、「強いグローバル経済」と「弱い国際政治」のギャップが、格差拡大や政治不安定化の根本原因であると訴えた。また、再分配や社会的投資を通じて、国民生活の安定を図る必要性を強調した。
 在外公館や広報ボランティアらの協力により、約20カ国・30人を超える政治指導者との会談が実現した。スペイン首相、英国副首相、ドイツ副首相ら政権中枢との接触は、野党外交としては異例の水準であり、両党外交の実効性を示す成果となった。各国との対話を通じて、格差拡大、中間層の弱体化、民主主義の不安定化が世界共通の課題であることを確認するとともに、教育や社会保障を「未来への投資」と位置づける北欧型社会政策について重要な示唆を得た。
 今回の訪問は、両党の理念や政策が国際的にも共有され得ることを確認し、日本の多様な政治的立場を国際社会に直接発信する重要な機会となった。今後は、今回築いた関係を継続的な対話と協力へ発展させるとともに、進歩同盟との関係強化や組織的関与について検討していく。                            

(7)主要面談者一覧:
※4月16日(木)夜にバルセロナ到着、4月19日(日)朝に現地出発

【4月17日(金)】

08:30–09:30 現地情勢について四方明子在バルセロナ総領事ブリーフ

<個別面談・意見交換>

10:00–10:45 マクリス・カブレロス(進歩同盟グローバル・コーディネーター他)
11:00–11:15 ハナ・シャロウル(スペイン社会労働党 国際政策・開発協力委員長)
11:15–11:30 ボフダン・フェレンス(ウクライナSDプラットフォーム創設者)
11:40–12:20 リサ・ホンティベロス(フィリピン上院議員)
12:30–12:55 ロイター通信取材
13:00–13:20 ステファン・ローベン(欧州社会党党首/スウェーデン元首相)
13:25–13:40 ウェイン・スワン(オーストラリア労働党 全国代表)
14:00–15:00 「外交政策ネットワーク:公正貿易、グローバルな正義、進歩的な外交政策の未来」パネルディスカッションで小川代表演説
15:30–15:50 サルマン・クルシード(インド元外相)
16:00–16:25 サンドラ・ゴメス(スペイン欧州議会議員)
16:30–16:50 オズギュル・オゼル(トルコ共和人民党党首)
17:30–17:50 ダリアナ・ポロ・イグレシアス(ベネズエラ政党関係者)
18:00–18:30 エリー・シュライン(イタリア民主党党首)
19:45–22:30 サンチェス首相主催ハイレベルレセプションにおける個別会談
       ヴェンコ・フィリプチェ〈マケドニア社会民主同盟党首〉
       アンッティ・リントマン〈フィンランド社会民主党党首〉
       ラース・クリングバイル〈ドイツ副首相、社会民主党共同党首〉
       ジャウメ・コルボーニ〈バルセロナ市長〉
       ペドロ・サンチェス〈スペイン首相〉
       サルバドール・イリャ〈スペイン・カタルーニャ州首相〉
       ナシマ・ラズミヤル〈フィンランド国会議員〉
       エジーニョ・シルヴァ〈ブラジル労働者党党首〉
       モハンマド・シュタイエ〈パレスチナ元首相〉
       デイヴィッド・ラミー〈英国副首相〉
       クリス・マーフィー〈米国上院議員〉

【4月18日(土)】

09:30–10:00 ハビ・ロペス、カルメン・ヴェッゲ〈ドイツ欧州議会議員〉
10:15–10:35 アンッティ・リントマン〈フィンランド社会民主党党首〉
11:00–11:20 ポール・マニェット〈ベルギー社会党党首〉
13:30–19:00 GPM本会議(スペイン首相、ブラジル大統領、南アフリカ大統領、欧州社会党党首、パレスチナ元首相、米ミネソタ州知事、米国進歩センター会長ほか登壇)
19:00-19:30  スペインネットメディア取材



全文はこちら⇒GPM参加報告書.pdf