2025年国勢調査の速報値の公表について
立憲民主党政治改革推進本部長
熊谷裕人
本日、総務省は昨年10月1日時点での2025年国勢調査の速報値を発表した。日本の総人口は1億2304万9524人(男性5977万8826人、女性6327万698人)となり、減少数、減少率とも過去最大となった。
今回の速報値に基づく試算では、参議院選挙において、議員1人当たりの人口が最少の福井選挙区(35万5848人)と最多の東京選挙区(113万4913人)の間で一票の較差は最大3.189倍となり、前回2020年時点の3.031倍より広がった。
合区については、投票率の低下、無効投票・白紙投票の増加など、民主制の根幹にも関わる弊害が明らかとなっており、その解消が課題となっている中、今回の速報値を当てはめると、較差が3倍に広がる福井県や山梨県においても隣接県との合区を検討せざるを得ない可能性が生じる。
参院選挙制度については、昨年12月に改めて参議院内に設置された参議院改革協議会で、参議院のあり方などとともに協議が続けられている。立憲民主党は、今回の速報値の公表を受けて、参議院改革協議会における一票の較差是正を含む参院選挙制度の見直しの議論が加速されるよう努力する。
以上