水岡俊一代表は6月22日、国会内で定例記者会見を開き(1)予算委員会集中審議への対応(2)沖縄慰霊の日(3)立川市議会議員選挙の結果(4)W杯での日本勝利――などについて発言しました。

 冒頭、水岡代表は同日行われている衆参両院での予算委員会集中審議について「中東情勢を含めた外交問題や物価高対策、高市総理の中傷動画問題について論戦を行っていきたい」と述べました。その上で、これまで7時間程度行われてきた予算委員会集中審議が3時間程度に短縮されていることや、通常行われる総理のG7帰朝報告がないことを例に挙げ、高市政権になってから総理が国民に説明する機会が極めて限られていることに「国会運営において与党の不誠実な対応が続いている」と批判。「予算委員会は野党と総理ではなく、国民の皆さんに真実を伝え、理解してもらうための重要な場だ。総理をはじめ内閣の皆さんには真摯(しんし)に向き合っていただきたい」と強調しました。

 また、6月23日の「沖縄慰霊の日」を前に「沖縄戦で犠牲となられた20万人以上の御霊に哀悼の意を捧げたい」と表明。自身も沖縄全戦没者追悼式に出席するとして、沖縄戦の悲惨な歴史と痛みを後世に伝え、恒久平和につなげていく決意を語りました。

 21日に投開票された立川市議会議員選挙で、立憲民主党公認の現職3人全員が当選したことに「厳しい状況のなか堂々と挑戦されたことを力強く感じている。これからの地方選挙への大きな弾みになる」と述べ、今後の地方選に向けて期待を寄せました。

 サッカーワールドカップで日本代表がチュニジアに4ー0で快勝したことにも触れ「4得点というのは、日本のワールドカップ史上最多の得点であり、ワールドカップ通算1000試合目という節目試合で日本が大勝したことはとても嬉しい」と述べ、次の試合に向けて声援を送りました。

 質疑では、終盤国会での対応を問われ、水岡代表は予算委員会の開催や参考人質疑など、これまで与野党間で確認されてきた約束が十分に果たされてないと指摘。会期末まで1カ月を切るなか、政府提出法案の多くが国会内でのコンセンサスを得られていないとして、「数の力通そうと思っているのであれば言語道断だ」と、丁寧な国会審議を重ねて求めました。

 また、高市総理が午前中の衆院予算委員会で野党の質問に直接答えず、中傷動画疑惑関連で秘書の陳述書を国会に提出するとしたことへの見解を問われると「質問通告がなされているにもかかわらず、それに向き合った回答がされていないことに憤りを覚える」と批判。これまでも高市総理が、野党側が時間厳守で通告をしているにもかかわらず「深夜に読んだ」「朝方にどうした」といった、国民に誤解を与えるような答弁が多いことに対しても「残念に思う」と苦言を呈しました。

 食料品の消費税減税をめぐっては、与野党の社会保障国民会議の実務者会議に自民党の小野寺税務調査会長が17日に示した「議長案」が、一部メディアの世論調査で賛成が5割を超えたことへの所感を問われ、立憲民主党はこれまで給付付き税額控除と消費税負担軽減を組み合わせた対策を提案してきたとあらためて主張。現在示されている議長案については「消費税の問題1つを取っても(衆院選挙で)ゼロと約束をされていたことが1%でとどまるような話になり、中低所得の労働者向け給付にとどまり、きめ細かな支援になっていない」と指摘。「国民生活を改善するために何が必要かという観点から、問題点をしっかり指摘し対応を求めていきたい」と述べました。