立憲民主党は8月20日、北海道札幌市で「生活どまんなかキャンペーン」の一環として街頭演説会を開催しました。田名部匡代幹事長、小沢雅仁幹事長代行、勝部賢志北海道連代表、徳永エリ政務調査会長が参加し、災害支援や地域の課題、国会での取り組み、来年の統一地方選挙に向けた決意などを訴えました。
 また、会場では7月に発生した熊本地震の被災者支援のため、義援金への協力を呼びかけました。

勝部賢志参院議員(北海道連代表)

 勝部議員は冒頭、7月28日に発生した熊本地震に触れ、被災者にお見舞いを述べるとともに、党として全国の都道府県連や各地区で義援金への協力を呼びかけていることを報告しました。

 また「生活どまんなかキャンペーン」については「暮らしの中にある日々の課題」にしっかり目を向け、国レベルでは国会や法律を通じて対応するとともに、地域では住民の声を受け止めていくことが重要だと強調。「地道な地に足のついた活動こそ今求められている」と述べました。

 さらに、来年4月の統一自治体選挙に向け、北海道では約200人の立憲民主党公認・推薦の仲間とともに選挙戦に取り組んできたと説明。人口減少や経済の疲弊など、北海道が抱える課題について「皆さんと一緒に議論をしながら、これからも北海道のあり方をしっかりと提起していきたい」と決意を示しました。

小沢雅仁幹事長代理

 小沢幹事長代理は、7月28日に発生した熊本地震、8月13日に発生した千葉県の豪雨災害について、党としてそれぞれ対策本部を設置し、全力で災害対応に取り組んでいると報告しました。千葉県の豪雨災害については、前日に政府からヒアリングを行ったことも報告しました。

 熊本地震をめぐっては、避難所となる小中学校の体育館へのエアコン設置や、トイレ、水、プライバシーの確保など、避難生活の環境改善が必要だと指摘。「災害大国であるこの日本において防災・減災という取り組みもしっかり取り組んでいかなければならない」と述べ、北海道でも地域ごとの防災体制を点検するよう呼びかけました。

田名部匡代幹事長

 田名部幹事長は3党協議について、立憲民主党、中道改革連合、公明党の3党で、今後について丁寧に進めていると説明。特別国会では、政策面で3党が協力・連携してきたほか、来年の統一自治体選挙に向けた組織・選挙面での協力関係についても検討していると説明。「丁寧に積み重ねた上で、最終的にどのようにしていくのか」を判断していく考えを示しました。

 また、執行部が全国11ブロックを回り、これまで立憲民主党を支えてきた人たちの声を聴いていると話し「どのような結論であっても、どうかこれからも皆さまとともに歩む、皆さんの暮らしに一番近い存在が立憲民主党」と述べ、党の今後について、支援者の思いを踏まえて判断していく姿勢を示しました。

 国会運営については、野党が力を結集することで政権を追い込み、国民の声を代弁することができると指摘。重要な政策について、より時間をかけた丁寧で充実した審議を求めていく考えを示しました。

 最後に、来年の統一自治体選挙に向け「われわれの仲間すべての当選に向けてみんなで努力をしていきます」と、力強く述べました。

徳永エリ政務調査会長

 徳永政調会長は、熊本地震や千葉豪雨による被害に触れ、災害はいつ、どこで起きるか分からない。札幌や北海道でも災害に強いまちづくりを進める必要性を訴えました。特に、一人暮らしの高齢者や障がいのある人などに支援が届くよう、日頃から目を向けていくことが重要だと述べました。

 国会での法案審議については、十分な審議が行われないまま法案が成立することへの懸念を示し、野党として法案の問題点を追及し、必要に応じて修正を求めるなど、国会での役割を果たしていると説明しました。

 その上で「野党の仕事は政権のチェック役」と述べ、政府提出法案に問題がないか、国民の税金が無駄なく使われているかを徹底的にチェックすることが野党の役割だと強調。「野党がその役割をしっかり果たせる国会でなくてはならない」と訴えました。