田名部匡代幹事長は8月26日、地方自治体職員・公立病院職員などの組合員で構成される「全日本自治団体労働組合(自治労)の第100回定期大会に出席し、あいさつを行いました。
石上千博中央執行委員長は大会冒頭のあいさつの中で、「社会情勢や組合員の意識が変化する一方、平和、人権、社会的公正、格差是正など、自治労が掲げてきた基本的な使命は変わらない」と強調し、公共サービスを担う労働組合として政治との向き合い方を強化し、立憲民主党をはじめ野党各党と政策実現に向けた取り組みを進める考えを示しました。
また、2028年参院選については、自治労組織内議員である鬼木誠参院議員を組織内候補として擁立する方針を提起しました。そして「組合員の声を国政に届け、自治労が政策実現や地域公共サービスの維持・発展への役割を果たし続けるためにも、組織内議員を国政に送り出すことが重要だ」と訴え、今大会を2028年参院選に向けた取り組みのスタートと位置づけました。
田名部幹事長はあいさつの中で、7月28日に発生した熊本地震及び全国で頻発する豪雨災害について触れ、住民の命と暮らしを守るため、自らも被災しながら、昼夜を問わず復旧・復興業務にあたる自治体職員に対し心からの敬意と感謝を表明するとともに、立憲民主党としての災害対応の取り組み状況について報告しました。
そして国会情勢については、衆議院で与党が圧倒的な議席を持つ一方、参議院では与野党の勢力が拮抗している現状に対して「政治勢力のバランスが取れていることが、政治に緊張感をもたらす」と言及しました。そのうえで、重要法案について丁寧で充実した審議を行うためにも国会における勢力の均衡が重要であるとして、平和、人権、命、暮らしに関わる課題についても「野党が党派を超えて協力し、力を結集していくことが、国民、国家のためになる」と、今後も野党間の連携を重視する考えを示しました。
さらに、2028年参院選に向けて、自治労が組織内候補として擁立を予定している鬼木誠参院議員について「現場の実態をわれわれとも共有していただきながら、さまざまな課題に取り組んでいただいている」と評価しました。そのうえで、鬼木議員が「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という考えのもと、全国の仲間とつながりながら活動してきたことに触れ、「その経験をさらに今後の国会活動に生かしていただくためにも、皆様からの温かいご支援を心からお願い申し上げます」と述べ、立憲民主党としても全力で支援していく考えを強調しました。
最後に、これまで立憲民主党を支えてきた自治労関係者に改めて感謝を表明し「平和、命、暮らしを皆様とともに守り抜く」と強調するとともに、働く人々の暮らしと処遇改善を一歩でも前に進めるため、政策実現に全力を尽くす決意を述べ、あいさつを締めくくりました。
本大会には傍聴も含め全国から約1800名の組合員が参加しました。