立憲民主党青年局は9月8日、「NO YOUTH NO JAPAN」(以下NYNJ)とりっけんユースによる交流企画を党本部とオンラインのハイブリッド形式で開催しました。NYNJは、若い世代の声が社会や政治の意思決定に反映されることをめざして活動する若者団体です。若者の政治参加促進をはじめ、立候補年齢の引き下げや政策提言など、幅広い活動に取り組んでいます。今回の企画では、「若者の政治参加」と「立候補年齢の引き下げ」をテーマに、NYNJの皆さんとりっけんユース、りっけんユースプラスのメンバーが意見を交わしました。NYNJからは沼子真生(ぬまこ まお)さんと後藤真奈(ごとう まな)さんが参加しました。
「若者の政治参加」とは
冒頭、山内佳菜子青年局長は、立憲民主党がこれまで被選挙権年齢の引き下げに取り組み、7月2日には参院に法案を提出したことに触れ、今回の意見交換を今後の国会での取り組みにも生かしていきたいとあいさつしました。
山内佳菜子青年局長
NYNJからは後藤真奈さんと沼子真生さんが参加(左から)
続いて、NYNJとりっけんユースがそれぞれの活動を紹介した後、パネルディスカッションを行いました。「若者の政治参加とは何か」をテーマとした議論では、投票や立候補、請願・陳情だけでなく、団体活動や署名、デモなど、政治参加にはさまざまな方法があることが紹介されました。参加者から「政治に声を届けたくても、どうすればいいのか分からない」との意見が出ると、山内青年局長は自身の地方議員時代の経験にも触れ「まず相談してもらい、行政に伝えるのか、議会で取り上げるのか、一緒に方法を考えていくことも議員の役割」と述べました。
司会を務めたりっけんユースの武藤凛々花さん
立候補年齢引き下げをめぐり意見交換
立候補年齢の引き下げについて、NYNJからは、若い世代が議会に十分に代表されていない現状や、2023年以来取り組んでいる立候補年齢引き下げに向けた調査研究、公共訴訟などについて紹介がありました。りっけんユースのメンバーからは、年齢を引き下げるだけではなく、若い世代が政治家として活動していくための教育や研修、候補者を支える環境づくりも必要との意見が出ました。一方で、年齢の引き下げに慎重な立場からの意見も出されるなど、さまざまな視点から議論を深めました。
パネルディスカッションの進行を務めたりっけんユース代表・後藤道行さん
「若者が政治の担い手になるために」
後半のグループディスカッションでは「若者が政治の担い手になるために、私たちに何ができるか」をテーマに議論しました。若者が政治に参加しにくい理由として、「参加する方法が分からない」「政治に関わっても何も変わらないという無力感がある」「政治家は一部のエリートがなるものというイメージがある」「生活と政治のつながりが見えにくい」といった意見が出されました。
また、若者組織には、政治家と、まだ政治との接点が少ない若者との「橋渡し役」となり、一人ひとりの声を集めて政治につなげていく役割があるとの意見もありました。
グループディスカッションの様子①
若者の声を政治につなげる環境づくりを
最後に山内青年局長は「議員と有権者は主従関係ではなく、対等に話せる関係であるという指摘が印象に残った」と振り返りました。また「若い人には知識や経験がないという意見もあるが、それを教育や研修などで補いながら、その年代だからこそ持っている当事者性や価値観、課題認識を政治に生かすことが重要」と述べ、若者が政治にチャレンジできる環境づくりの必要性を訴えました。
青年局では今後も、若い世代や若者団体との対話・交流を重ねながら、若者の声が政治や政策決定に反映される環境づくりに取り組んでいきます。