立憲民主党青年局は9月26日、党本部で「短期インターンシップ」の開講式および第1回講座を開催しました。

 今回、青年局として初めて実施する短期インターンシップには、16歳から29歳までの16名(高校生3名、大学生12名、社会人1名)が参加しています。東京都、神奈川県、広島県、大阪府のほか、英国留学中の学生も参加しています。当日は6名が党本部に集まり、2名がオンラインで参加しました。インターンシップは全3日間の予定で実施します。

「実際の国会や立憲民主党の動きを体感してほしい」

 開講式では、山内佳菜子青年局長がインターンシップ実施の趣旨を説明しました。今回の取り組みは、若い世代とより積極的につながりたいという全国の自治体議員からの声をきっかけに始まったもので、短期間の募集にもかかわらず全国から16名が参加しました。

インターンシップ実施の趣旨を説明する山内佳菜子青年局長

 山内局長は、事前に参加者一人ひとりと面談したことに触れ、「党の仕組みを知りたい」「国会議員の仕事をもっと知りたい」「政策立案に直接関わってみたい」といった意欲的な声が寄せられたと紹介。「座学だけではなく、実際の国会や立憲民主党の動きを体感していただきたい」と呼びかけました。

熊谷副幹事長と「立憲民主党がめざす社会」を考える

 講座(1)「立憲民主党がめざす社会」では、熊谷裕人副幹事長が、直近の政治情勢や立憲民主党がめざす社会について講話しました。熊谷副幹事長は、自身が大学生時代の選挙ボランティアをきっかけに政治の世界に入った経験を紹介するとともに、地方自治体議員は有権者に最も身近な政治家であり、その活動や信頼が政党への信頼にもつながると説明しました。また、立憲民主党の立ち位置や税制、社会保障などについても自身の考えを述べました。

講義する熊谷裕人副幹事長

 受講者との質疑では、立憲民主党の今後の立ち位置や消費税をめぐる議論、SNSを活用した若い世代への情報発信、若者が政治に参加しやすい環境づくりなど、幅広いテーマについて率直な意見が交わされました。

国会議員、自治体議員、議員秘書それぞれの視点から「政党」を学ぶ

 講座(2)「政党本部の機能と役割」では、党本部事務局から、党本部の組織や役割について説明。

講座「政党本部の機能と役割」の様子(前列左から2番目は川名ゆうじ自治体議員ネットワーク幹事長)

 さらに、山内青年局長、川名ゆうじ自治体議員ネットワーク幹事長らが、それぞれ国会議員、自治体議員の立場から見た政党・党本部の役割について説明したほか、議員秘書からも日々の業務や党本部との関わりについて説明しました。受講者からも、党組織のあり方や若者との接点、情報発信などについて質問や提案が寄せられ、意見交換を行いました。

政策はどのようにつくられ、党の意思となるのか

 講座(3)「政策の決定過程及び党内意思決定の仕組み」では、石橋通宏社会保障・雇用制度改革調査会長・議院運営委員会筆頭理事が、政党における政策立案から党内での意思決定、国会での法案審議に至るまでの流れを説明しました。

講義中の石橋通宏社会保障・雇用制度改革調査会長・議院運営委員会筆頭理事

 石橋議員は、政策を考える際には「誰のため、何のため」の政策なのかを明確にするとともに、制度によって利益を受ける人だけでなく、負担や影響を受ける人についても考える必要があると説明。また、既存の法律・制度・予算で対応するのか、新たな立法が必要なのかを検討する政策立案の考え方や、内閣提出法案と議員立法の違い、超党派での議員立法など、国会における具体的な政策実現のプロセスを紹介しました。

若い世代に届く政党の広報とは

 最後の講座(4)「政党の広報戦略の策定方法と課題」では、高木真理広報委員長が、政党の情報発信やSNSを含む広報活動について説明しました。

講義中に参加者の質問に耳を傾ける高木真理広報委員長

 高木委員長は、政党のイメージは党自身による発信だけでなく、報道やSNS上での二次的、三次的な情報発信によっても形成されることに触れ、限られた人員や資源の中で、どのように効果的な広報を展開していくかという課題について説明しました。

 受講者からもSNSや動画の活用、若い世代に届く発信のあり方などについてさまざまな意見や提案が出され、活発な意見交換となりました。

次回は国会・党本部の現場で実地研修

 青年局では、今回のインターンシップを、若い世代が政党や国会議員の仕事を実際に見て、聞いて、体験する機会とするとともに、参加者から寄せられた率直な意見や提案を今後の青年局や党の活動にも生かしていきます。

 今後、参加者は国会対策委員会や党本部各部局などでの実地研修を通じて、国会や政党の仕事についてさらに理解を深めていく予定です。