田名部匡代幹事長は9月30日、両院議員総会や全国幹事長会議などを終えた後に党本部で記者会見を開き、厳しい党財政を受けた党改革案を明らかにしました。
「痛みを伴う」党改革を発表
今回の党改革の背景には、多数の衆院議員が離党して新党で戦ったことにより、来年以降に受け取る政党交付金が現在の人数分に激減するという財政事情があります。田名部幹事長は「これまでと同じような支出はもう続けられない。思い切った改革が必要になった」と説明しました。具体的には、まず、国会議員への議員交付金および都道府県連への交付金を、2025年交付分から「4割カットさせていただく」と発表しました。
既定経費の節減を徹底
固定費の削減策として、党本部については「9階を残して退去する」ことを明らかにしました。来年2月末までに集約化することとし「これが最善の方法だと執行部で確認した」と説明しました。併せて、既定経費の節減を徹底する方針を示しました。
一方で、収入確保の取り組みとして「党員・協力党員の党費はこのままでいいのかどうか、また、これまでパーティー自粛をしてきたけれども、収入につながる見込みを立ててやっていかなければならない」と語り、党費の見直しや政治資金パーティーの再開などを検討していることを明らかにしました。
「民主改革の会」などとの野党連携を検討
新党「民主改革の会」との連携については「これからどういう連携をしていくか、丁寧に話をしていかなければならない」と述べました。その上で「民主改革の会、公明党のみならず、野党として結集できることがあれば、われわれはそのために汗を流したい」と述べ、連携していく姿勢を強調しました。
また、離党した議員から再び立憲民主党での活動を望む声が出ていることについて問われると「立憲で戦いたいと言ってくれる仲間がいることは本当に心強い。われわれとしてはうれしく、ありがたい」と述べました。その上で「どうすることが一番良い形での結集になるのか、協議していかなければならない」と述べ、野党間で政策協議に向けた連携を丁寧に進める意向を示しました。