立憲民主党参院会派「立憲民主・無所属」は10月9日、参院議員総会を国会内で開催。あいさつに立った水岡代表は、8日の田名部匡代幹事長の質疑について「普段とは異なる静かな語り口で質問を重ね、感情を抑えながらも堂々とした論戦だった」と評価しました。一方、高市総理の答弁については「中身が薄い」と厳しく指摘しました。
田名部幹事長は代表質問で、政府広報費の増額をめぐり「現在の広報に何が不足し、なぜこれほどの増額が必要なのか」とただし、予算が今年の10倍を超える規模であると指摘。これに対し総理は、広報を強化する理由は述べたものの、政策への理解や制度の利用にどうつながったかの検証については、ほとんど回答がなかったと述べました。このほか、防衛費で必要な能力と経費を積み上げる原則を守れるか、政権の自己宣伝をどう防ぐかも論点となりました。
自分を支持しなかった地元自治体の予算を大幅にカットしたと発言した簗農林水産大臣の問題については、総理は大臣の発言を不適切として厳しく注意したと説明。その上で「しっかり説明した上で、襟を正して仕事で返してほしい」と述べ、更迭を否定し、続投させる方針を明言しました。これに対し水岡代表は「実際に働きかけがなかったのであれば、自らの影響力を保つために有権者に虚偽の説明をしたことになる」と指摘。「政治家としての信頼を失う行為であり、議員としても、人としても、あってはならない」と厳しく批判し「適格性を欠くことは言うまでもない」と断じました。
また、同日午後の代表質問に立つ予定の三上えり議員は、大臣の任命時の経緯を追及し、このままで委員会が開けるのかをただす、その上で「平和を守る」「働く人を守る」「命と暮らしを守る」の3つのテーマについて、高市総理に迫ると抱負を述べました。