「議員定数削減反対!緊急アクション」が10月28日、衆院第2議員会館前で行われ、立憲民主党を代表して打越さく良参院議員が参加し、「力を合わせて乱暴な声の切り捨てを止めていこう」と訴えました。
「議員定数削減反対!緊急アクション」は、臨時国会で政府・与党が成立を目論んでいる衆院議員の定数削減法案に対して、反対の取り組みを呼びかけるものです。比例代表は、政党などへの投票をもとに議席を配分する仕組みであり、比例代表のみの削減によって「身を切られる」のは多様な民意です。
同日、定数の削減幅を比例代表45議席から31議席にした自民党の修正案について、自民党と日本維新の会、国民民主党の3党の実務者が合意。29日に正式合意する方向です。
打越議員は、「熟議の民主主義を実現するためには、議員定数削減は認められない」と強調。与党が衆院で4分の3を占める圧倒的多数の力を得るなか、維新が昨年の参院選で政治改革の「一丁目一番地」に掲げた「裏金政治を終わらせる」「企業・団体献金の廃止」を事実上棚上げし、自民党との連立合意に際して「身を切る改革」と称して議員定数削減を持ち出したことを「まったくの党利党略ではないか」と厳しく批判しました。
また、選択的夫婦別姓について、1996年に法制審議会が導入を提言してから30年経つなか、いまだ実現せず、山下法務大臣が旧姓使用の法制化に言及していることにも触れ、議員定数削減によって女性の声がさらに届きにくくなり、ジェンダー平等の実現が遅れることに懸念を表明。「多様な声に耳を澄ませ、自分の声は政治に届かないと思っている声をつなげていこう。議員定数を削減するのではなく、力を合わせて乱暴な声の切り捨てを止めていこう」と訴えました。
行動には高木真理参院議員も参加し、マイクを握り「比例だけの定数削減はあり得ない。日本は人口当たりの国会議員の数は少ない(OECD加盟38カ国中36番目)。これ以上民意の切り捨ては許さない。一緒に戦っていこう」と呼びかけました。