東京大空襲の展示を見学、体験者の話を聴いた参加者の声

 1945年3月10日の東京大空襲で焼け野原となった東京都江東区北砂にある「東京大空襲・戦災資料センター」を、党の呼びかけに応じて参加した高校生、大学生が訪問し、空襲に関する展示を見学し、東京大空襲体験者の話を聞きました。ウクライナ情勢等により戦争がリアリティを帯びる中、若い人たちが何を感じたか。
(新型コロナの感染状況を踏まえ、少人数、マスク着用等感染症対策を行った上で実施しました)

【大学生】軍拡や国家の権威が「戦争のリアリズム」と社会で言われている。しかし、民間人の被害体験こそが「戦争のリアリズム」として直視しなくてはいけない。

【大学生】戦争の当事国には、どちらにも言い分があり、双方の言い分を聞いて、どうやって対処していくのか、そのために歴史を使っていかれるようになればいいなと思った。

【高校生】戦争が起きた時の考え方は、向こうが悪い、だからこちらが正義だという一方的なものではなく、こちらにも向こう側にも言い分がある。多角的な考え方が必要。

【大学生】本で死者「10万人」という数字を見るが、今日のお話を聞いて、10万人が亡くなったことの重みがよくわかった。一人ひとりの命の重さを感じた。

【大学生】中国や北朝鮮の情勢を踏まえて、日本の安保政策がどうあるべきか、もっとたくさん議論したい。次回の機会を楽しみにしている。

※全文は立憲民主党広報紙23号に掲載しています。