枝野幸男代表は13日、mネット・民放改正情報ネットワークと日本弁護士会の共催で国会内で開催された「いよいよ総選挙!選択的夫婦別姓を求める院内集会」に参加し、あいさつしました。

 枝野代表は、選択的夫婦別姓がようやく国政選挙の大きな争点の1つとなったのは、制度実現のために長年取り組んでこられた皆さんの努力によるものだと敬意を表しました。
 法制審の民法改正の答申から25年がたち、枝野代表私自身が初当選以来28年間、選択的夫婦別姓の実現に向け取り組み、筆頭提案者として議員立法を提出したことが3回あることを振り返り、「最初の選挙でこれを公約に掲げた時には、こんなに時間がかかるとは思わなかった」と述べました。
 その上で、「自民党の中に賛成の方がいらっしゃっても、 党の公約には一言もない。今の政権が続いている限り、選択的夫婦別姓は実現しないということを自民党ご自身がお示しになった」と述べ、立憲民主党は選択的夫婦別姓を実現するために、政権を代えることを高く掲げてこの総選挙に臨むと表明しました。
 最後に「私自身が先頭に立たせていただく政権選択選挙で、国民の皆さんに選択的夫婦別姓を実現しようよということの1票を投じていただけるというのは、私自身にとっても感慨無量。それだけに何としても結果を出して、この総選挙後に具体的にようやく動き出すということを皆さんと分かち合いたい。そこに向けて、全力で頑張っていくことを、私自身の28年間の万感の思いも込めて、皆さんにお約束をさせていただきたい」と決意を述べました。

 党を代表して小宮山泰子企業・団体委員長代行が「選択的夫婦別姓を求める要望書」を受領しました。小宮山議員は制度への反対意見について「明治時代の固定観念にとらわれ、歴史も勉強せずにただただ反対と言っている政治というのは何なのかと。やはり変えていくしかない」と話し、立憲民主党が政権政策として選択的夫婦別姓制度の早期実現を発表していることを紹介した上で、「実現に向け、ともに頑張りましょう」と呼びかけました。集会には多数の党所属衆参議員が駆けつけました。

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