階猛ネクスト財務金融大臣は2月3日、国会内で「『新しい金融政策』の実現に向けて」を発表しました。
当初2年間で2%の物価安定目標を達成することを目指した「異次元の金融緩和」は、約10年を経てもその目標を達成できず、「物価だけ上がって賃金が上がらない」現状を改善するどころか、悪化させてきました。それだけではなく、「異次元の金融緩和」の長期化は、日本の経済・財政に様々な弊害をもたらしています。
こうした基本認識の下、「異次元の金融緩和」を修正し、「新しい金融政策」の実現を図るため、党の財務金融部門会議と新しい金融政策ワーキングチームで議論を重ね、今回の提案を取りまとめました。
階ネクスト財務金融大臣は「もうすぐ新しい日銀総裁の人事案が政府から出てくるが、それに向けて、我が党としてこれからどのように金融政策を進めていくべきなのかを提案する。この考え方に沿った人が新たな日銀総裁としてふさわしいと考えている」と述べました。