参院本会議で5月12日、「出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する法律案」に対する質疑が行われ、牧山ひろえ議員が登壇しました。 

 冒頭で牧山議員は、5月9日に立憲民主党など4会派による野党共同提案で、閣法への対案として議員立法「難民等保護法案及び入管法改正案」を提出したことに触れ、「本日の本会議代表質問でも、閣法と並べての審議を要求しましたが、与党に拒否され実現しなかったことは極めて遺憾」と述べ、「熟議の府たる参議院でより議論を深め、それぞれの法案の違いや優劣を国民の皆さんに分かりやすく伝えるチャンスを否定した」と与党を強く批判しました。 

 続いて以下について質問しました。
〇ウィシュマさん事件の総括
〇独立した難民行政について
〇外国人の収容
〇「子どもの利益」の扱い
〇送還忌避者
〇国連からの勧告
〇対外関係への影響  

 質問の最後に、牧山議員は「弱い立場の人間を守れない社会は、結局何も守れない。誰もが弱い立場になる可能性がある以上、この問題は自らと関わり合いのない他人事ではない」と指摘し、政府案ついて「根幹に欠陥があり、国際人権基準に従って、一から制度設計をし直すしかない。それを既に行っているのがわれわれの対案だ。党利党略を捨て虚心坦懐に両法案の優劣をしっかり並べ比べ判断すべき」と訴えました。

出入国管理法登壇原稿(最終稿)230512(牧山議員).pdf