衆院長崎3区総支部長の末次精一衆院議員は8月4日、長崎県佐世保市で立憲サマーセミナー(国政報告会)と街頭演説を開催し、岡田克也幹事長も参加しました。末次議員は、利用客の少ない公共交通の利用などについて話しました。
長崎県議会議員を辞職後、9年間の浪人生活をした末、2021年に衆院議員に初当選した末次議員。「利権政治を許さない」と掲げ、特定の人や企業にしか実感できない政治ではなく、市民が実感できる地域振興に取り組んできたと自己紹介しました。今年の通常国会では、利用客の少ない路線を廃止できるようにする「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律等の一部を改正する法律案」の趣旨説明質疑で本会議に登壇し、地元の1日平均利用客1000人を切る路線が、原発事故があった際に道路が通行止めになった際の避難する手段として有効であること等を国に報告していると話しました。
岡田幹事長は、岸田政権が5年で防衛費を2倍にする方針を打ち出したことや子ども政策に必要な予算を社会保障の見直しでねん出しようとしていることなどに触れ、「高齢者医療や介護を見直して、子ども対策をやると 言ってるようにしか聞こえない」と述べました。岸田総理にどのように見直すかを直接ただしても「答えがない」と述べ、子ども政策や高齢者政策の予算を確保するためにどうすればいいか、「与野党で話し合える政治にしたい」と訴えました。また、末次議員について「近い将来、日本の政治を引っ張る人材として大きく頑張ってもらいたい」とエールを送りました。