立憲民主党は2月13日、国会内で第94回常任幹事会を開催しました。
 冒頭であいさつに立った泉健太代表は、旧統一教会関連団体との接点をめぐり答弁が迷走している盛山文科大臣について、「ある記憶だけは妙にリアルだが、大事なところは覚えていない。国民の皆さんや旧統一教会から被害を受けた当事者からすればとんでもない話。こんな大臣に宗教行政が担当できるかが問われている」として、あらためて辞任を求めました。

 自民党から「派閥による政治資金パーティーに関する全議員調査結果」が発表されたことについて、泉代表は、「中身はわからないことだらけ。そもそも質問が2問しかない。執行部からすればやったふり。裏金議員からすれば答えたふり。安倍派の幹部は知らぬふりをしている。われわれとしては政治倫理審査会に出てもらわないといけないと考えている。出ないとなれば、厳しく証人喚問を求めていく」と述べました。その上で、自民党の後ろ向きな姿勢について「本来は、野党が真相究明に乗り出す前に、自民党が明らかにすべきこと。真相究明からこそ政治改革ができる。しっかり取り組んでいきたい」と力を込めました。

 さらに、泉代表は、本日、4月の国政補欠選挙の総合選対本部の会合を行ったことを報告し、「島根1区、長崎3区、東京15区の3つの補欠選挙に勝利をして、野党の勝利で政治改革を進める。この機運を途切れさせてはいけない。一丸となってがんばろう」と意気込みを述べました。


2.報告・承認事項
<幹事長>
 岡田克也幹事長は、国政補欠選挙総合選挙対策本部の構成について報告し、承認されました。
20240213第94回常任幹事会 国政補欠選挙 総合選挙対策本部の構成について(案).pdf

<代表代行・広報本部長>
 逢坂誠二代表代行・広報本部長は、14日20時からの「泉健太トークセッション」など、当面の広報発信について報告しました。

<政務調査会長>
 長妻昭政務調査会長は、 『次の内閣』閣議(第46回)審議事項等について報告しました。

<選挙対策委員長>
 大串博志選挙対策委員長は、首長選挙の結果について報告しました。
20240213第94回常任幹事会 選挙対策委員会提出資料.pdf

<組織委員長>
 森本真治組織委員長は(1)衆議院小選挙区総支部の設立(2)衆議院小選挙区暫定総支部の設立――等について報告しました。
20240213_第94回常任幹事会_組織委員会報告.pdf