泉健太代表は5月2日、三重県松阪市と津市を訪問。泉代表が25歳、「最初の選挙で落選し浪人していた時」に、スタッフとして支えてきた旧知の仲でもある芳野正英(よしの・まさひで)候補予定者とともに、意見交換会や街頭演説に参加しました。三重県内の多くの県議会議員、市議会議員も参加しました。
「学童保育の現状と課題について」意見交換会
松阪市内で午前、「学童保育の現状と課題について」をテーマに、学童保育の現場で働く皆さんなどとの意見交換会が行われ、待遇改善の要望など多くの声が寄せられました。泉代表は、コロナ禍で子どもたちに感染させないよう尽力されてきた学童保育で働く皆さんに慰労金を支給する法案を提出したことにも触れつつ、働く人の処遇改善、保育の量と質の拡充を実現していきたいと応じました。
芳野候補予定者は、自治体議員時代の経験も踏まえ、「働く人たちの使命感だけに頼る行政であってはならない」と述べ、「公設・公営」の学童保育の拡充、学童指導員の皆さんの処遇改善、「子どもたちの学びの場」の充実を実現していきたいと訴えました。
「ロシアのウクライナ侵攻における日本の役割と今後について」意見交換会
引き続き松阪市内において、「ロシアのウクライナ侵攻における日本の役割と今後について」をテーマに、意見交換会が行われました。平和外交を求める声に泉代表は、突如としてロシアによるウクライナ侵攻が始まったわけではないとして、日本においては周辺国と「実際の衝突が起こらない枠組みを作っていくことが大事だ」と述べ、「事態がエスカレーションしない仕組みを考えるのが政治だ」と訴えました。
芳野候補予定者は、岡田克也衆院議員の秘書であった経験も踏まえながら、国会の中で防衛予算の中身は「防衛上の機密」を理由に「闇につつまれている」と述べ、与党のように「額、ありき」の話をすべきではないと指摘しました。
泉代表、中川正春衆院議員、国政報告会。
よしの正英、決意表明。
松阪市の同会場にて午後、泉代表、中川正春衆院議員も参加し、国政報告会が開催されました。泉代表は冒頭、芳野候補予定者との思い出を語りつつ、立憲民主党の「生活安全保障3本柱」を訴えました。
中川衆院議員(党憲法調査会長)は、党が訴える「論憲」について紹介。現在におけるさまざまな課題を議論していくと「法律で整理できる部分が多い」とした上で、憲法は「プーチンのような権力の暴走を許さない」と述べました。
芳野候補予定者は、「尊敬するのは尾崎行雄、(若い時に語り合った)泉代表は国会議員でも公営住宅に住む浅沼稲次郎だと言っていた」とのエピソードを紹介。「地位や名誉ではなく、この国を少しでも良くしたい。底上げの経済、私たちの生活を豊かにしていく政治を、実現していきたい」と決意を述べました。
「オーガニック給食について」意見交換会
松阪市の同会場にて引き続き、「オーガニック給食について」をテーマに、意見交換会が行われました。泉代表は、自身がアトピーであることも踏まえ、食糧安全保障の観点からも、「ローカルフード法案」を提出すると述べました。
芳野候補予定者は、農水省出身である篠原孝衆院議員の秘書をしていたことを踏まえ、「地産地消」や「有機農業推進法」に言及し、「給食の無償化」を訴えました。中川衆院議員は、ウクライナ情勢を受け、化学肥料が値上がりする可能性を指摘しました。
津市で街頭演説、盛大に開催。
津市真ん中広場にて、泉代表、中川衆院議員、芳野候補予定者が参加し、街頭演説会が盛大に開催されました。