3月10日の参院予算委員会(集中審議)で川田龍平議員が質疑に立ち、(1)食料自給率(2)オーガニックビレッジ構想(3)ワクチン接種(4)統計不正問題――等について、政府の見解をただしました。
(1)食料自給率
川田議員は、「国の最大の役目とは、国民を飢えさせないことと、戦争を回避することだ。気候変動や金融危機等有事だらけの今、輸入依存の農業政策の根本を見直し、食料自給率をあげるべきだ」と政府に迫り、岸田総理に対して危機の認識を問いました。
(2)オーガニックビレッジ構想
川田議員は、農水省のオーガニックビレッジ構想を画期的な内容と評価し、どう進めるかが重要と述べました。その上で、在来の種を守り、子どもたちの健康を守る学校給食に地元産食材を使う等を内容とするローカルフード法案を成立させる必要があると訴えました。
(3)ワクチン3回目接種の遅れについて
川田議員は、ワクチンの効果や副反応についての情報公開が不足していると指摘し、副反応疑いの判定不能の症例が多すぎると述べました。情報公開をしっかりと行うことがワクチン接種を進めるために重要との認識を示し、政府にワクチ情報の一層の公開を要請しまいた。特に、大人よりも重症化リスクが低い子どもへのワクチン接種について、正確なデータを早急に公開するよう求めました。