立憲民主党は11月1日、国会内で常任幹事会(第61回)を開催しました。
冒頭のあいさつに立った泉健太代表は、政府が10月28日に閣議決定した総合経済対策について言及し、「一晩で4兆円も増えるという、中身はどうでもいいが規模を(大きく)見せろという予算になっている」との見方を示しました。
昨年度の補正予算も規模ありきで策定されたために、当初予算と合わせて20兆円以上も年度内に執行することができなかった点も指摘し、「大きく膨らませて見せておいて実際には使い切れていない。こういういい加減なことをやってきた。今回も果たして、本年度中に使い切れる予算といえるのか。非常にいい加減な、イメージだけを植え付けようとしている政府予算だ」と述べ、いよいよ始まる予算委員会で厳しく精査し、国民のためになる予算にしていかなければならないとの考えを示しました。
また、政府の補正予算の考え方・経済活動の考え方ついて、「財政において非常に先行きが不安視されるいい加減な予算案だ」と問題視し、しっかり追及していくと表明しました。
■報告・承認事項
<幹事長>
岡田克也幹事長は、 (1)国会議員不在県連への支援強化(2)2022年度党員・協力党員の登録目安未達成総支部への対応(3)ハラスメント対策委員会の審議結果(4)党内のペーパーレス化の推進(5)党役員一覧の更新(6)旧統一教会等との政策協定に関する調査結果――等について報告しました。
<代表代行 ジェンダー平等推進本部長>
西村智奈美代表代行・ジェンダー平等推進本部長は、(1)女性候補者支援チーム(2)女性候補の支援の手引きの送付(3)りっけん女性塾オンライン・トーク――等について報告しました。
<国会対策委員長>
山井和則国会対策委員長代理は、国会対応や旧統一教会による高額献金などの被害者救済のため、今国会での法案成立を目指して取り組んでいる与野党協議等について報告しました。
<参議院国会対策委員長>
斎藤嘉隆参院国会対策委員長は、同日行われた8委員会での質疑について報告しました。
<政務調査会長>
大西健介政調会長代理は、『次の内閣』閣議(第5回、第6回)審査事項について報告しました。
<選挙対策委員長> 大串博志選挙対策委員長は(1)首長選挙の結果(2)地方自治体議員選挙の結果(3)地方自治体議員選挙における候補者の公認・推薦(4)2023年統一地方自治体選挙における候補者の公認・推薦(5)推薦候補者の推薦取消――等について報告しました。
○首長選挙の結果
○地方自治体議員選挙の結果
○地方自治体議員選挙における候補者の公認・推薦
2022110101 第61回常任幹事会報告・承認事項.pdf
○2023年統一地方自治体選挙における候補者の公認・推薦
○推薦候補者の推薦取消
候補一覧 2023統一地方自治体選挙〖一般〗20221101■第61回常幹.pdf
<組織委員長>
森本真治組織委員長は(1)衆議院小選挙区暫定総支部の設立(2)行政区支部の設立(3)総支部長の異動――等について報告しました。
○衆議院小選挙区暫定総支部の設立について
鹿児島2区 代表者 野間 健 衆議院議員・鹿児島県連代表代行
鹿児島4区 代表者 柳 誠子 鹿児島県連代表
○行政区支部の設立について
神奈川県川崎市多摩区 代表者 青山圭一 神奈川県議会議員(3期)
○総支部長の異動について
石川県第2区総支部 総支部長 旧・暫定総支部 近藤和也総支部長
→新・衆議院小選挙区総支部 小山田経子総支部長
岡山県第1区総支部 総支部長 旧・暫定総支部 柚木道義総支部長
→新・衆議院小選挙区総支部 原田謙介総支部長
岡山県第5区総支部 総支部長 旧・暫定総支部 柚木道義総支部長
→新・衆議院小選挙区総支部 はたともこ総支部長
福岡県第1区総支部 総支部長 旧・衆議院小選挙区総支部 坪田 晋総支部長
→新・暫定総支部 城井崇総支部長
■協議・議決事項
大串選挙対策委員長は(1)地方自治体議員選挙における候補者の推薦(2)2023年統一地方自治体選挙における候補者の公認・推薦――に提案があり、協議・議決しました。
○地方自治体議員選挙における候補者の推薦について
2022110101 第61回常任幹事会協議・議決事項.pdf
○2023年統一地方自治体選挙における候補者の公認・推薦について
候補一覧 2023統一地方自治体選挙〖道府県〗20221101■第61回常幹.pdf
候補一覧 2023統一地方自治体選挙〖政令市〗20221101■第61回常幹.pdf