「岸田内閣不信任決議案」を提出した臨時国会閉会日の12月13日夕刻、立憲民主党は街頭演説会を東京・秋葉原駅西口広場で開催しました。泉健太代表をはじめ、森本真治国民運動局長・参院議員が弁士として訴え、小沢雅仁国民運動局長代理・参院議員が司会をつとめ、井坂信彦代表政務室副室長・衆院議員も参加しました。演説会では、トラックの側面に資料や弁士を映し出すアドトラック「 #立憲トラック 」を使用しました。

(写真左から)森本国民運動局長、小沢国民運動局長代理、泉代表

 冒頭、小沢参院議員が、「自民党派閥裏金問題」について言及し、「国民に増税を強いる一方で、自分たちは脱税していることは許されない」と語気を強めました。2019年の参院選広島選挙区での大規模買収事件で失職した元自民党参院議員の河井案里氏を念頭に、同じく広島選挙区選出の森本参院議員が、「いまだに政治とカネの問題を起こしている自民党政治を、国民の皆さん、一緒にまっとうな政治に変えていきましょう」と訴えました。井坂衆院議員も、「政治を、税金を、国民の手に取り戻していきましょう」と訴えました。

井坂代表政務室副室長

 泉代表は冒頭、「岸田内閣不信任決議案」は否決されたものの、他の野党が結束して賛成したことに謝意を表明しました。その上で、「自民党派閥裏金問題」は「スポーツで例えればドーピング」だと指摘。「同じルールを守って競争していたと思ったら、やってはいけない裏金で強くなっていたのが自民党だ」と断じました。

 また、来年の通常国会が始まるまでに「おかしな政権、おかしな権力基盤を許さない国民運動」を巻き起こしていくとの決意を表明。さらに、「裏金に汚染された岸田政権」が内閣総辞職しないのであれば、「われわれが政権を担う」と強調。すでに立憲民主党には「野党唯一の『次の内閣』」が発足しており準備万端だとして、自民党から政権交代し、企業団体献金の禁止、政治資金の世襲禁止など「クリーンな政治」を実現できるのは立憲民主党だと訴えました。

 その上で、野党第1党(国会内の第2勢力)として、「人へ 未来へ まっとうな政治へ」向けて、「今こそ政治を変えるとき」だとの決意を述べ、「一緒に政治を変えるため候補者を募集しています」と呼びかけました。

 演説後、井坂衆院議員が、集まった皆さんに対し「泉代表へのご意見」を募ったところ、「日本は貧しい国になってしまったが処方箋はあるのか」などの声が寄せられました。こうした声に対し泉代表は、自民党政権では「献金をしてくれる既存の業界を優遇」する一方で、「給料が上がってこなかった。国内で教育に投資もしてこなかった。5年間で防衛費に43兆円も費やす一方で、リスキリングはわずか1兆円」だ指摘し、立憲民主党が発表している経済政策を踏まえ、「人への投資、GLLD(グリーン・ライフ・ローカル・デジタル)分野への投資」が必要だと応じました。