立憲民主党は5月21日、国会内で第101回常任幹事会を開催ました。
 冒頭であいさつに立った泉健太代表は、5月20日に行われた衆院予算委員会集中審議での野田佳彦議員の質疑に言及。「自民党の改革案が非常に薄っぺらであることが明らかになった。自民党案では全く政治改革にならないことが明確だ」として自民党の政治資金規正法改正案を厳しく批判しました。
 また、立憲民主党が補欠選挙で3勝し、政治倫理審査会の委員割当が1人増えたことで野党単独での衆院政治倫理審査会(政倫審)の審議の申し立てが可能となり、自民党の裏金議員44人の出席を政倫審として議決したことを説明。にもかかわらず裏金議員44人全員が出席に応じない意向を示したことについて「自民党という組織、そして裏金議員双方に危機感もなければ反省もない」と述べました。泉代表はさらに、野党案を国民が求める改革のベースにすると強調。明日の参院予算委員会集中審議の質問に立つ辻元清美、小沼巧両参院議員に期待を示し、「政治改革を必ず実らせたい」と意気込みを語りました。

2.報告・承認事項
<幹事長>
 岡田克也幹事長は(1)奥村政佳参議院議員の入党(2)党所属議員に対する措置・処分――等について報告しました。(2)については、あらためて役員会で検討することになりました。

<政務調査会長>
 長妻昭政務調査会長は『次の内閣』閣議(第5960回)審査事項等について報告しました。

<組織委員長>
 森本真治組織委員長は衆議院小選挙区総支部の設立について報告しました。
20240521_第101回常任幹事会_組織委員会報告.pdf

3.協議・議決事項
<選挙対策委員長>
 大串博志選挙対策委員長は、第27回参院選挙に向けた比例区候補者の公認内定について提起し、協議の結果、議決しました。
20240521第101回常任幹事会 選挙対策委員会資料.pdf